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手芸好きが訪れるべきアイスランドのおすすめスポット

こんにちはigenのMaikaです。
前回「アイスランドの暮らしと羊」について書いた記事の続きです。

今回は私が昨年のアイスランド旅行で訪れた場所の中から、手芸好き・編み物好きの方にぜひ訪れていただきたいおすすめのスポットを紹介します。

アイスランドのテキスタイル美術館

アイスランド北部Blönduósにあるテキスタイル美術館。
湖畔にある小さな美術館で、アイスランドの民族衣装や伝統的な刺繍、羊毛を加工する際の糸車や織り機といった道具を展示している貴重な美術館です。
展示のテーマは「Þráður(糸)」。
アイスランドの人々の暮らしの中で重要な役割を担ってきた「糸」をテーマに様々な古い作品が展示されています。

入り口のディスプレイも可愛い・・・!

展示品の多くは、アイスランドにテキスタイルの大学を設立した女性、Halldóra Bjarnadóttirが収集したコレクションとのこと。アイスランドの暮らしや手仕事を知る上で貴重な作品を見ることができました。
常設展の他にも毎年アイスランドのテキスタイルデザイナーの企画展も開催されています。

HESPUHÚSIÐ

次にご紹介するのは首都レイキャヴィークから車で約1時間ほどのSelfossにある草木染め工房。
草木染めのアトリエを見学しながら、ここで染められたオリジナルの毛糸を購入することができます。

カラフルな手染め糸がたくさん並んでいます

アイスランドで取れる植物を中心に、伝統的な染めの技法と最新の技術を使用しながらオーナーの女性が日々実験をするように染めた毛糸が並んでいます。

私が訪れた時は、スタッフの方がそれぞれの色がどの植物で染められているかなど丁寧に説明をしてくれました。
レイキャヴィークからも足を運びやすい場所なので、旅行に行かれた際はぜひ訪れてみてください。


ICEWEAR

最後におすすめするのはニットウェア専門店「ICEWEAR」
アイスランドの小さなニット工場からスタートし、今ではアイスランドの中でも大きなブランドとして、ショッピングモールなどで見かけるお店です。

アイスランドウールを使用したニットウェアやアウトドア商品が中心ですが、Icewearは毛糸のラインナップも充実しています。
私は、レイキャヴィークにある「Icewear Garn」に行きました。
オリジナル糸の種類やパターンブックの品揃えが豊富で楽しいお店です。


初めて訪れたアイスランド。その土地に根ざした編み物や手工芸の文化を感じることができる良い旅になりました。
日本から遠く、なかなか気軽に行ける国ではないですが、また訪れたいと思う素敵な国でした。

ちなみに、日本で売られている「シシャモ」はほとんどがアイスランド産です。(知らなかった・・・!)
アイスランド産のシシャモをスーパーで見るたびに、ちょっと嬉しくなり、アイスランドが恋しくなっています。


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