ザンゲツ記(2)〜初陣へ〜
『ザンゲツ記』では、環境トップから数十km離れたところに位置するヒスイダイケンキVstarで闘う様子をまとめています。
前記事を読んでない方は以下からどうぞ。
7月30日にある交流大会に参加した。ヒスイダイケンキVstarでの初陣である。
サーナイトと対戦したらどうなるのか。また新弾の発売直後だったので、黒リザともどうなるのか見てみたい。そんな期待を胸に臨んだ。
当日使用したデッキはこちら。スターミーがどれだけ機能してくれるか。
結果は3勝2敗の9位だった(35人中)。
惜しくもオポ落ちだったが、新デッキとして幸先良いスタートを切れたと思う。各対戦の様子は以下の通り。
1戦目:ミライドン(後:6-4)
モココでエネ加速する型。ミライドンとライコウVがHPが高くないのもあり、スターミーで切り傷をつけてからの「むじひなやいば」が刺さる刺さる。
スターミーがベンチからいなくなるので、ライコウVの火力が出ないことも感じた。
2戦目:ロストザマゼンタ(後:3-6)
ヒトデマンを並べたもののスターミーに進化できず。マナフィを入れてなかったため、かがやくゲッコウガにヒトデマンを2体倒されてしまう。
スターミーとザンゲツスターでキュワワーを倒せたらと思っていたが、そのチャンスは巡ってこなかった。
闇雲に出したアブソルも倒され、サイドを非Vで4枚、ダイケンキで2枚取られて負け。高火力を出す必要がないので、スターミーにこだわらなくていいのかもしれない。
3戦目:ロストギラティナ(先:6-0)
イキリンコでのスタートだったが、相手が回らず勝ち。
4戦目:リザードンex(先:6-2)
スターミーのおかげで先2でエンテイVを倒し、主導権を握ることに成功。そこからはダイケンキに首をぶんぶん振り回してもらって、ヒトカゲやビッパをむじひに倒していけた。
5戦目:悪リザードン(後5-6)
イキリンコスタートだったが、相手もうまく回ってない様子。先にスターミーを並べることができ、アルセウスV、マフォクシーVを倒すことに成功。
途中、雪道をはろうと思い、とりあえずとヒトカゲにザンゲツスターしたターンがあった。結果的にこれが不発に終わる。
雪道をすぐに割られ、火力が上がった悪リザによってダイケンキVstarが倒されてしまう。ジリジリと追い上げられていく。
最終ターン。相手のアルセウスVstarをあと20点まで追い詰めたが、その20点を出す手段がない。勝てばトナメ進出だったが、あと20点に泣いた。
ヒトカゲにザンゲツスターしたターンが悔やまれる。
ダイケンキの火力は220点なので、そこに40点を足そうが悪リザには関係ない。狙うべきは別のVポケモンだった(今回ならアルセウスVstar)。
こういうところでポケカの基礎力が出るんだよなぁ。
全体を振り返って
スターミーが本当に輝いた。ダイケンキへのパスを出すだけでなく、特性でトラッシュにいってくれるので、バトル場にも出しやすい。ダメージ計算をより早くできれば、さらに輝きが増すだろう。
アブソルとガラルファイヤーは有効になるタイミングがなかった。アブソルの「うずまくわざわい」でダメカンをばらまくくらいなら、スターミーを増やしたほうが良い。
ガラルファイヤーは思っていた以上に扱いが難しい。エネも揃える必要があり、そういう盤面に持ち込めなかった。ヒスイダイケンキデッキに採用している構築をよく見るが、あれはどう作戦を練っているのだろうか。
今回の構築では、ロストザマゼンタにはまず勝てないと感じた。それと最後の20点に泣いた経験も踏まえ、次は以下に変更して対戦してみる。
ダイケンキVとヒトデマンを1枚ずつ追加。
またゲッコウガ枠にフーディンを、イキリンコ枠にネオラントVを採用。ロスバレを意識してマナフィとクレッフィも採用。
ダイケンキの援護としてスターミーを、そのスターミーの援護としてゴツゴツメットといにしえの墓地を合わせた。とにかくもう20点にこだわる。
新デッキで気付いたことがあれば、また「ザンゲツ記」で紹介します。今回対戦した皆さん、運営の皆さんありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?