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メルマガで学んだ学校と地域とのつながりで大切なこと

小学校の学習で地域の方をゲストティーチャーとして招くことがよくあります。


お茶の先生、ICT企業の方、市議会議員、郵便局の局長・・・これまでの教員経験の中でたくさんの方に来ていただきました。
教育系メルマガ「教育新宝島」でもその外部人材の活用について書いてありました。
┌<引用>────────────────
カリキュラム・マネジメントのポイントは3つです。
1 教科横断的にやること
2 子どもたちと地域の実態をふまえること
3 地域の外部資源を活用すること
教育課程企画特別部会論点整理
http://www.mext.go.jp/.../chukyo3/053/sonota/1361117.htm
「地域の外部資源を活用」と書いてあります。
地域の方々にどんどん協力してもらおう!
それを学校の計画の中に入れよう!
ということです。
当然のことですが、こうしたことは「超お手軽」にやることではありません。
└──────────────────
ゲストティーチャーとして地域の方に来ていただいたことが頭の中に蘇ってきました。
そう、「超お手軽」にやることではないのです。
20代の頃、誰にも相談せず1人で様々動いてしまい、多方面に迷惑をかけてしまいました。
今になって思えば、一言誰かに相談しておけばよかったなぁ、と思います。
お礼状を送り忘れたりしたことがありました。
後日、ゲストティーチャーから「招いてくださりありがとうございました」と言うお手紙が学校に届いてから、慌てて書いたこともあります。
主筆の谷和樹先生は、メルマガに次のように書いています。
┌<引用>────────────────
担任が動くなら、少なくとも次のようなことはきちんとしたいです。
学校・校長を通すこと。
地域とのつながりは担任の独断ではできません。
校長に話をし、先方にも礼を尽くす形でお話をしましょう。
礼状を書くこと。
地域の方が動いてくださったらすぐに礼状を書きましょう。
基本的にはメールではなく、封書の礼状です。
└──────────────────
当時の私に読んでほしいです。
どなたも大変協力的で、学校に来てくれたり、施設に招いたりしてくれました。
子供の教育のために力をお貸しくださる方ばかりでした。
また、すごく丁寧に準備をしてくださいました。
お茶の先生は本格的なお茶のセットを持参してくださり、子供達に体験させてくださいました。
事前に学校で準備するお湯やボールの準備も綿密にして当日に備えました。
メルマガでは、地域の方を通してある有名人に協力してもらうエピソードがでてきます。
1970年代のお話です。
向山洋一先生が地域の方を通して、「王貞治選手」に協力を仰いだのです。
その時の保護者への手紙を読みました。直筆の手紙です。
教師の迸るような熱意と子供たちの成長への願いが字から溢れてくるようでした。
現在、6年生の総合的な学習の時間に「キャリア教育」に取り組んでいます。
地元の商工会の方と打ち合わせをしました。
お話しをして、具体的な授業のことについて話を進めました。
地域の方の協力・つながりはすごいです。
すごく楽しみです。
熱意と願いを持って地域の方に礼を欠かさず、取り組んでいきたいと思いました。


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