ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井まい、弓月が3月をもってスターダムを退団へ
東京スポーツによると、3月いっぱいをもってジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井まい、弓月の5選手がスターダムを退団しロッシー小川氏の旗揚げする新団体に参加が有力視されていることが報じられた。詩美以下4選手は既に4月以降はスターダムには参戦せず、契約満了で退団する意向だという。
詩美は上谷沙弥のAphroditEで現在ゴッテス・オブ・スターダムを保持していたが12月29日の防衛戦後に「私は次の新しい夢に進みます」と周囲にコメントしてからは防衛戦を行っておらず、20日の名古屋大会でワールド・オブ・スターダム王者である舞華にも挑戦したが敗れていた。
MIRAIもCINDERELLA TOURNAMENT3連覇を目指していたが2回戦で脱落しており、桜井まいは貴婦人キャラで売り出されていたが、ドンナ・デル・モンドが解散してからもジュリアと行動を共にしていた。
しかし意外だったのは新人の弓月で、20日の名古屋でも岩谷麻優とのシングル戦が組まれて健闘するなど将来を嘱望されていた。
ジュリアは海外志向が高いためWWE行きの噂は消えてはいないが、小川氏にしてみればエース級の選手は最低1~2人、ジュリアが仮に参加しなくても、詩美とMIRAIさえいれば、後は若手だけでいい、スターダムを旗揚げした際にも主力選手は高梨奈七永と紫雷イオだけで後はほとんど若手で済ませていた。
これだけのメンバーが揃うとなると、小川氏は新団体旗揚げへと動きが加速する可能性が高いと見なければならない。
小川氏の新団体はどういうコンセプトでいくのか、果たしてスターダムと同じような団体にするのか…
残留を決めたスターダムの選手らはどうなるかというと、契約をした時点で、小川氏から卒業しないといけない、またこれだけの選手が抜けたからこそチャンスだと思う選手らが残ったはず。
選手がいなくても穴埋めは十分に出来る、5人がいなくなっても、スターダムは簡単には揺るぎはしない。なぜならそういった土台を作り上げたのも、小川氏本人のはずだからだ。