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清宮海斗がなぜ新日本プロレスで生き生きとしているのか?
XでNOAHの清宮海斗が「新日本プロレスで生き生きしている」という投稿が見られるようになったが、その理由はNOAHで経験させてもらえないことを新日本プロレスで経験させてもらっているから、そう見られても仕方のないことだと思う。
Highlights from ’WORLD TAG LEAGUE 2023 Day 14’ (December 7th)
— NJPW WORLD (@njpwworld) December 7, 2023
Watch Now: https://t.co/CeQLGjTUOD
3rd match: @YTR_CHAOS , #TomohiroIshii , @tanahashi1_100 and @rainmakerXokada 🆚 @OlegBoltin , @kokeshi19761118, @njpw_ryoheioiwa and @noah_kiyomiya#njwtl #NJPW #njpwworld pic.twitter.com/kY1ujpxSA9
清宮は2015年にNOAHへ入門するが、NOAHでは基本的にデビューする若手は1人、良くて2人だけで、この時期のNOAHは経営が苦しく、練習が厳しいというイメージが植え付けられていたこともあって、レスラー志願者からは敬遠されていた。清宮のすぐ上は2年先輩の熊野準だったが、熊野は体型的にもジュニアヘビー級でもあり、サイバーエージェント体制に入ってから休業してしまったことから、競い合うライバルになりえる存在ではなかった。そういった部分では競い合うという概念がないままNOAHのトップレスラーになってしまったのかもしれない。
その例が全日本プロレスのエースと言われたジャンボ鶴田で、鶴田は即戦力ルーキーだったこともあって、すぐ全日本プロレスのNo.2というポジションに押し上げられたことから、競い合うライバルというものがおらず、そのせいか、また周りが先輩レスラーばかりだったこともあって、トップと扱われても窮屈な思いをしていたという。
清宮は新日本プロレスに出場したタッグマッチでも、大岩陵平だけでなくヤングライオンとも組む機会が多いことから、自分がチームを指揮出来る立場であり、また指揮することで試合全体が動かせる。NOAHでは清宮の下は海外遠征中のYOICHI(稲村愛輝)しかおらず、若手もまだキャリアが浅いから使えるパートナーもいない、これもまたNOAHでは得ることのない経験になっていると思う。
新日本プロレスのファンからは清宮は新日本プロレスへ移籍した方がいいんじゃないかという声もあるが、現在のNOAHでは大岩と組んで育てるだけで、これといったテーマはない。しばらくはvs新日本がテーマになって、両団体を往復する形になるだろう。また現在の新日本とNOAHの関係上、いつだって新日本へ参戦出来るから、焦る必要もないと思う。
どうするかは清宮自身の選択であり、自分だがいう筋合いはないが、自分はまだ清宮にはNOAHでやるべきものが残っていると思っている。