
チャンピオンカーニバル開幕前夜
いよいよ明日18日から全日本プロレスの春の祭典「チャンピオンカーニバル2024」が開幕する。
Aブロック、芦野祥太郎、宮原健斗 青柳優馬、大森北斗、綾部蓮、黒潮TOKYOジャパン、サイラス
Bブロック 諏訪魔、本田竜輝、斉藤ジュン、安齋勇馬、鈴木秀樹 ハートリー・ジャクソン ロード・クルー
今年は総勢14選手だが、注目すべき点は鈴木秀樹、イケメンのフリー勢、外国人選手を除いては、所属選手で揃えた点で、鈴木秀樹もイケメンもほとんど全日本プロレスを主戦場にしていることから、ほぼ純血メンバーでリーグ戦を行うことになる。それを考えると綾部の全日本プロレス入団は大きく、団体として自力が付いてきたということなのかもしれない。
昨年末から全日本プロレスは現場サイドと福田剛紀社長の間で不和が生じ、石川修司、ヨシタツ、大森隆男、ブラックめんそーれのベテランが退団する事態となったが、結果的には新陳代謝が出来て若返りにも成功しているから、中嶋勝彦と白覆面の黒幕による‟闘魂スタイル”騒動も決してマイナスではなく、プラスに働いたようだ。
今年のチャンピオンカーニバルは、全員横一線と見なければならない、三冠王者である安齋勇馬自体がまだベルトを取ってどれだけ進化したのもわかっていない、また安齋が王者になったことで、当然ベテランだけでなく、北斗や本田、SAITO BROTHERSだけでなく綾部にもチャンスがある。今年はかなり混戦が予想されるかもしれない。
5月6日の「ALL TOGHEAR」には全日本プロレスも後楽園大会があって不参加になり、「ALL TOGHEAR」と張り合うことになってしまったが、現在の全日本プロレスのメンバーだけでも「ALL TOGHEAR」に対抗が出来る、いやそれだけの自信はつけている。
ただ気になる部分があるとすれば、中嶋の去就で週刊プロレスモバイルでコラムの連載は続けているが、去就に関しては沈黙を保っている…