飯野によってお祭りからドン底に叩き落とされたGLEAT
GLEATとDDTのコラボ興行が開催され、メインイベントの田村ハヤト&河上隆一&KAZMA SAKAMOTOvs樋口和貞&飯野雄貴&納谷幸男の6人タッグ戦で、飯野がG-REX王者である田村ハヤトをスピアーの連発で3カウントを奪うという殊勲をやってのけた
昨日はコラボ興行とあって、両団体による混成タッグが主なマッチメークで対抗戦という試合は2試合だったが、SBK&TAKUMAvsTO-y&須見一馬は、SBK&TAKUMAはGLEATの所属でないことから、純粋な所属選手同士の対抗戦はメインだけだった。
試合後も勢いが止まらない飯野が「最高峰のベルトを持っているソイツが俺に負けてGLEATも終わりだな。小学生が部活でやってる吹奏楽と同じだ!」と言い放つだけでなく、マイクを持ったハヤトをスピアーでダメ押しして「負け犬が喋るな」と言い放って、お祭りムードを一転させて、GLEATをドン底に落として、堂々の退場、その後はBULK ORCHESTRAが「GLEATしようぜ!」と締めくくったが、落胆の色は隠せなかった。
飯野は現在KO-Dタッグ王者だが、NOAHの「LIMITBREAK」にも出場し、潮崎豪相手にタッグながらもフルタイム戦い抜くなど存在感を発揮している。昨日のハヤトからの勝利は、まだ粗削りだが、大爆発すればとてつもない力を秘めていることを感じさせた。
自身だけでなくGLEAT全体の面子を潰されたハヤトはG-REX王座をかけて、飯野を挑戦者に指名せざる得ないだろう。昨日のメインは本当の意味で対抗戦であり、たった1試合だけDDTがGLEATを飲み込んでしまった大会だった。