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シュン・スカイウォーカーという闇にどっぷり漬かった男

割引あり

「な? な? どれだけ頭の悪い人間でもわかるだろ。どれだけ愚かな人間も、今の戦いを見たらわかるはずだ。強さを決めるのは誰だ? 正しさを決めるのは誰だ? DRAGONGATEが決めた団体最高のタイトル、ドリームゲート王座、その王者が本当に強いのか? 違うだろ。何より強いのは、正しいのは、尊いのは、シュン・スカイウォーカーだろ。今、賛同できなかったヤツは、人間諦めたほうがいいよ。正しく生きることはできない。俺は本気で言ってる。一生シュン・スカイウォーカーを見にくるな。俺の近くに来るな。金を払ったって許さない。お前らみたいなヤツは、シュン・スカイウォーカーを見るに値にしない。今すぐにでも帰れ」

15日、DRAGON GATEの後楽園大会は、新春最初の後楽園大会ということで全9試合がシングル戦で組まれた。メインイベントでは、オープン・ザ・ドリームゲート王者のYAMATOがシュン・スカイウォーカーと対戦。本部席では、25日の横浜武道館大会でYAMATOに挑戦するストロングマシーン・Jが試合を見守っていた。

シュンはヒールであり、普段はZ-BRATSを率いているが、この試合での反則行為はイス攻撃の1回のみ。Z-BRATSの介入もなく、正攻法で試合を進め、さらに、YAMATOの得意パターンをすべて封じる形で、実力でYAMATOに完勝を収めた。YAMATOの完敗を目の当たりにしたマシーン・Jは、マスク越しにも怒りをにじませる様子が伝わるほどで、無言のまま退場した。一方、YAMATOも無言でリングを後にした。

その後、シュンが発言を行ったが、確かに拍手をしないファンもいたものの、大多数の観客はシュンに拍手を送った。この試合は、シュン・スカイウォーカーがその存在感を大いに示す一戦となった。

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