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追う者、追われる者

割引あり
伊賀プロレス通信 note版

10月28日、新日本プロレス後楽園ホール大会の第5試合では、IWGP世界ヘビー級選手権試合前哨戦として、ザック・セイバーJr. & 大岩陵平 vs 鷹木信悟 & 辻陽太の試合が組まれた。注目は11月4日の大阪で行われるザックvs鷹木戦だが、自分は辻vs大岩にも注目している。試合は、大岩が鷹木に気を取られて試合権利のある辻を見失ってしまった隙を突かれ、辻がジーンブラスターで3カウントを奪った。辻としても、”NOAHでどれだけ成長したかはわからないが、まだまだ後輩には負けない”というものを見せつけた形となった。

バックステージコメントでも辻は「オイ、大岩！いやいや、NOAH育ちの大岩くん。お前のNOAH遠征はどんなものだったんだ？俺はな、プロレスを通して、プロレスだけじゃなく、そいつの人生や今までの経験も見えるんだ。今日このリングの上で俺が見たもの、それは……大岩、NOAHでさぞ甘やかされてきたんだな。でも、お前の責任じゃない。これは“きよぴー”、お前の責任だ」と清宮海斗の名前を出して大岩を挑発した。それは辻にとっても、大岩を意識した瞬間だったと思う。

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