オカダ・カズチカがWWEorAEWへ移籍って何?
新日本プロレスのオカダ・カズチカ他団体への移籍を真剣に検討していると報じられ、WWEやAEWへの移籍が噂になっているという。
噂が流れた原因はオカダと新日本プロレスとの契約が2024年1月末に切れるからで、スターダムもジュリアが2024年4月末に契約が切れることから、WWEへ移籍するのではと言われている。
オカダは新日本プロレスにとって将来のアイコン、現在の新日本プロレスのアイコンは棚橋弘至だが、おそらく棚橋自身も自分の次はオカダと考えているはず、オカダが離脱するとなれば、新日本プロレスにとって大打撃であり、またオカダもしアメリカという選択肢をしたなら、棚橋や丸藤、宮原や諏訪魔のように団体を背負って立つ概念というものは終わりを告げるかもしれない。
ただ新日本プロレスも1980年、「IWGP構想」に着手した際、全日本プロレスのジャンボ鶴田の引き抜きに動いており、アントニオ猪木の側近だった新間寿氏が鶴田本人と直接交渉していたが、鶴田はただ自分が新日本プロレスでどれぐらいの評価をされているのか聞きに来ただけで動くことはなく、鶴田はこのことをジャイアント馬場さんに直接報告、新間氏は東スポの社長に呼び出され「鶴田に手を出すことは何事だ!」と一喝されたが、おそらくこれは馬場さんの差し金と見ていいのかもしれない。
この例を考えると、仮にオカダがWWEやAEWに接触したとしても。自分がどれだけ評価されているか知りたいだけではないだろうかと見ている。
まあ以前にも語ったとおり、プロレスというものに絶対というものはない、あくまで可能性の問題でもある。
ジュリアの場合はロッシー小川エクゼブティブプロデューサーはWWEというものに理解を示しており、ジュリアがWWEへ行きたいとしても、イヨ・スカイ(紫雷イオ)、KAIRIのように快く送り出している、だが小川EPの権限は現場だけで、全ての権限は運営側が握っている。要はスターダム次第である。