121. 【コラム】 家庭科で教えてくれてもよさそうなお給料の「額面」と「手取り」の話
こんにちは。
五十嵐です。
常々思っていることがありまして、なんでお給料について学校で教えてくれなかったんだろうと。
お給料には「額面」があり、そこからなんやかんや引かれて「手取り」金額として銀行口座に振り込まれます。
そのなんやかんやをもっと学校で教えてくれてもいいのに、と自分でそのなんやかんやを計算するようになって思いました。
そしてさらに、そのなんやかんやをきちんと説明できる社会人が意外に少ないのです。
自分の生活に直結することなのに、なぜこんなにもきちんと把握している大人が少ないのでしょうか。
計算式が複雑だからでしょうか。
そんな複雑なことはありません。
私が思うに
「社会人てそういうものだから」
と新社会人のときに先輩にそう言われたのではないでしょうか。
そして
「社会人てそういうものか」
と納得してやり過ごしてきたのではないでしょうか。
私は完全にそうでした。
そんな私の疑問に答えるような記事が日経新聞に載っていました。
まさにこういう説明を待っていました。
この記事を中学校の家庭科か社会科で学んだらよいと思います。
私は学びたかったです。
そうすればもう少し賢くお金を使えたかもしれません....
ちなみに額面から控除される、なんやかんやには
・社会保険
・税金
・その他天引き
があることがわかります。
さらに社会保険は
・健康保険料
・厚生年金
・雇用保険
・介護保険(40歳から)
があります。
そして税金は
・所得税
・住民税
があります。
よく「4月から6月で残業をたくさんしたから税金があがる」と嘆かれる方がいますが、4月〜6月のお給料に連動して上がるのは上記の社会保険です。
そして4月〜6月の給料が他の月よりも極端に高い場合には救済措置もあります。
調べると割と簡単に知ることのできる「額面」と「手取り」の差である、なんやかんやの控除項目。
それを知ったからと言って収入が増えるわけではありませんが、知っていのと知らないのでは、お金に対する姿勢が違うと思います。
サクッとでも勉強すればもう「なんでこんなに手取りがすくないんだー!!」とストレスを感じることもなくなるかもしれません。
フィナンシャルリテラシーって生活の質に直結するよな、と思わせてくれる記事でした。
五十嵐 由高
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