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110. 私の好きなマンガ それは【セトウツミ】軽快なトークバラエティかつ極上のミステリーという傑作です
こんにちは。
五十嵐です。
唐突に自分の好きなマンガを発表したいと思います。
最近仕事での疲れをよく寝る前の読書(マンガ)で癒している日々が続いています。
そんな状況の中、もう4周くらい読み返しているマンガが「セトウツミ」です。
お話は大阪のどこかの川辺で、高校生の瀬戸と内海が放課後のちょっとした時間にお話するだけのマンガです。川辺で二人が話すだけのマンガです。
全8巻で完結しています。
舞台はずっと同じ川辺のアスファルトの上。
こんなシンプルな舞台装置にも関わらず読む手が止まらなくなるほどの構成力が毎回毎回繰り広げられます。
ただの日常系のほのぼのマンガと思いきや、8巻の最終巻で圧倒的な伏線回収があって度肝を抜かされました。
根明でサッカーを頑張っていた瀬戸と根暗(?)だけど頭脳明晰で馬鹿みたいになんでも出来ちゃう内海の2人が織りなすトークが本当に面白い上に勉強になります。
随所にあらわれる内海の教養の深さに驚かされつつ、作者の此元和津也(このもと かづや)さんて本当に天才なんだなぁと思わされる知的好奇心が満たされる傑作です。
「バトル要素がなくても楽しく読めるようになったら大人だなぁ」なんて自分でもびっくりです。
派手な動きがなくてもこんなに面白いマンガが世の中にあるんですね。
もし何かマンガ読んでみようかなぁと思った方は是非【セトウツミ】を読んでみてください。
2人が繰り広げるトークライブにハマると思います。
おそらく今夜も私はセトウツミを読んで寝ると思います。
五十嵐 由高