抗菌薬・輸液・画像読影 研修医向けお勧め書籍8冊
ここでは研修医向けおススメ書籍として、抗菌薬、輸液、画像読影に関する本を紹介します。救急当直の一般論や病棟管理についてはそれぞれ別ページに記載しましたのでそちらを是非ご覧ください。
抗菌薬本①絶対わかる抗菌薬はじめの一歩
おススメ度 ★★★(他の本でも良さそう、という意味で★3)
タイトル通り、初めの一歩としておススメ。医学生も十分読めると思います。研修医なら、1年目の4月に買って基本を身に着けるのに適していると思います。
抗菌薬本②感染症プラチナマニュアル Ver.8 2023-2024
おススメ度 ★★★★★
具体的な処方用量、副作用に加えて、”いつまで投与するか”も含まれていてかなり実践的。ウイルスや真菌についても書かれていて、便利。研修医で、病棟患者の管理を(部分的には)任される時期になると便利。自分は白衣ポケットに入れて、レジデントマニュアルとともに持ち歩くことが多いです。初学者が読むには大変かも。
輸液本①②:レジデントのためのこれだけ輸液
おススメ度 ★★★★
初学者におススメ。研修医1年目の4月に買うと良い本。内容は深くないので必要あれば、「そうだったのか!実臨床で必要な輸液の考え方〜症例で学ぶ 患者に応じた体液・電解質管理」はおススメ。こちらは研修医2年目で余裕が出てきたらよいかも、といったレベル。
画像読影①②レジデントのための腹部画像教室
おススメ度 ★★★★★
次に紹介する「レジデントのための急性腹症のCT」も同様なのですが、初学者向けの画像読影の本で画像が豊富に掲載されているのが助かります。しかも正常画像を理解するように配慮されているので、初学者に向いています。
「レジデントのための急性腹症のCT」も星5つでお勧めです。
画像本③レジデントのための画像診断の鉄則
おススメ度 ★★★
初学者向けとしては悪くない本です。部位は網羅的なので始めに買うには適切な本の一冊かもしれません。
画像本④CT読影レポート、この画像どう書く?
おススメ度 ★★★★
画像に対する文字数が多く読んでいて疲れるけれども、内容は絞られており初学者に適しているとは感じる。みんな持っているから自分も買った本です。
さいごに・・。
私が研修医になってから一番よかったと思っている買い物は、①スキャナー(ScanSnap iX)と②iPad miniです。裁断済み書籍をスキャナーで取り込み、電子化してiPadで読める仕組みを確立すれば以下の利点があります。
おすすめ↑ ぜひ!
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