「予備校は必要ない」という意見について
現役大学生の方より下記のようなコメントを問い合わせフォームに頂きました。
「京医や名医などにいきたい場合でかつA,B判あたりで落ちた場合。予備校の授業だと演習不足だし時間の無駄が多すぎるるのは目に見えているかなと思ってしまいますね。そういう層にはむしろ予備校に100万はのもったいないのではと思います。
初見の問題(というと本質を理解できていないからだといわれるかもですが)その場で新規の情報を読み解いてといてそれを活用していくような問題のトレーニングや あとは早く解くためのトレーニングは予備校では行ってくれないかと思います。
数物化は結局はある程度いくと計算力と初見の処理力
英語もある程度行けば単語と熟語どれだけ詰め込めるかなので....
そういう力は予備校のテキストで身につかないような気がします。 」
とのご意見です。
貴重なご意見ありがとうございました。
京都大学医学部や名古屋大学医学部を目指す場合、とありますが、
私がこのnoteで書いている内容は、基本的に
「医学部に受かりそうもない文系出身者や再受験生であっても、なにがなんでも医者になりたい場合、どうすれば最短で医学部に合格できるか」
という視点で書いています。
京大などを目指す方は、どこでもいいから医学部に受かるというラインはとっくに超えており、「その辺の医学部ではなくて京大医学部に行きたい」と決めている方々と思われます。
そうしたハイレベルな闘いは私は未経験ですので正直なところ何も書けることがございません。
「文系出身の社会人がどこでもいいからなにがなんでも最短で医学部に行く」
を考えた時に、
基本的な理系の学力が何も入っていない前提なので、宅浪で非効率な勉強をするのではなく、
さっと仕事を辞めて予備校に入り、
覚えろと言われたことを覚え、
やれと言われた課題を全部やり、
わからない問題はしつこいくらい毎日講師室に行き質問し、
予備校の医学部コースのレギュラーテキストをしゃぶりつくすように3周くらいすれば、
どこかの医学部には受かります。
何勉強すればいいんだろう、
この問題わからない、誰に聞けばいい…
と迷う時間があるくらいなら、
プロが敷いたレールにのれ!というのが私の持論です。
書いていただいたように、英単語、英文法なんかは予備校に行かなくたって自力で伸びますが、
まず、一度社会人をやっている人は受験勉強から数年〜10年以上離れていますので、最新の受験勉強のトレンドを知りません。
単語帳も文法問題集も10年で随分変わります。
何をすればいいのか適切な指導者の指示を受ける方が効率的です。
また、競争環境に置かれなければ、自分に甘くなります。
毎日授業があり課題が出され小テストがあり順位が貼り出され、という環境があると、
「めんどくさいけどやるか」となるわけです。
そういった環境がなくても、努力できる、
適切な指導者なく数学の記述の添削などしてもらわなくても解説を読んで修正できる方は、
勝手に自走できる方。宅浪でも受かると思います。
偏差値70超の最難関医学部の闘い方については、また別の次元だと思います。
自分は最難関医学部には行っていないので未知の領域です。
興味深いご意見をありがとうございました♪
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