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大人の医学部再受験は最速で合格して欲しい。

医学部に入学して間も無く、経歴の珍しさから私を取材してくださる記者さんがいらっしゃいました。当時SNSは実名でやっていたので、それから医学部再受験生の方からフォローされることが増えました。あるSNSは、実は万のフォロワーがいます。


医学生時代、毎日たくさんの方から相談のDMが来るようになりました。
私自身が、医学部再受験の情報探しに大変苦労して、回り道してしまったという反省もあり、最初からこうしていれば合格まで1年くらいは短縮できたかな、と思うところがあります。
なので、私と同じような境遇の方のお力になりたいという思いがあり、
なるべくDMにはお返事していました。

しかし、「何年やれば医学部受かりますか?」
「おすすめのの参考書教えてください」みたいな短文のご質問が多く、
正直こうしたメールに全部答えていたら自分の勉強時間がなくなってしまうので、
礼儀正しく自己紹介とご挨拶をしてくださって本当に困っているのがビシビシ伝わってくる人にのみお返事ををし、
医学生時代は、有料のメニュー化をして、
仕事として医学部受験相談&パーソナルコーチングをしていました。
(奨学金で通う苦学生の私にとってはありがたい収入源になっていました。)

何人のご相談に乗ったかもはやカウントしていないのですが、
1回だけお会いしたりzoomでご相談に乗った、
数回のメッセージのやりとりだけで終わった、方も含めたら、
少なく見積もっても数十人の方のご相談には6年間でのったと思います。
本気の方で、数ヶ月〜年単位のコーチングをした方の中から、
実際に医学部再受験や編入で医学部に合格された方が数名出ました。
10名には行きませんでしたが、数名/数十名なので10倍くらいとしたら、
まずまずの合格実績だったのかもしれません。
私立医学部が100/3000人くらいはありますからね。

しかもこれ、私は家庭教師的な仕事はほとんどしていないんです。
時々、生物や英語など得意だった科目でご質問に答えることはありましたが、
医学生となってしまったあとは入試科目からは離れてしまうので、スキルとしては絶対に錆びつきます。
教科を教えるのはその道のプロがベストという考え方を持っていたので、
あくまでも私は医学部受験相談&パーソナルコーチング。

英会話レッスンはしないけど、英語学習コーチングをしている人がいらっしゃいますが、それに近いものですね。


今回お伝えしたいことは、
「何年で受かりますか?」「数学の問題集は青チャートですか?」とか、そういう質問に対する端的な答えは、非常に難しいということです。

やはりその方のこれまでの学歴や年齢や今のお仕事の状況とかを伺わないと、何年で受かるか、どの参考書がその人に合うか、なんとも言えないです。
私とその方は違う人間なので、私の勉強の仕方が合うかどうかは究極的にはわからないと思います。

ただ、医学部受験において、
どんな人もこれはやるべし、という王道はあると思っています。

私自身が通ってきた道を、これから再受験される方が通るのならば、無駄な情報収集とかに時間を取られずサッサと勉強を始めて最短で受かって頂きたい。


悩んでいる人って悪徳予備校の良いカモにされやすいんです。
受かりそうにもない人に「うちでやれば一年で合格させてあげますよ。まず300万払ってね」みたいなところ、少なくないです。

社会人で再受験の人は、そこそこ貯金もあるだろうと向こうも客見て商売してくるので、本当に気をつけましょう。

予備校選びや学費の工面の仕方(奨学金の探し方)なども含めて、私が経験してきたことはお話しできると思うので、フォロワーの方でお困りの方はご相談ください。



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