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文系が1年で医学部編入で複数合格する「最適化戦略」を徹底公開!

医学部編入において、文系卒というのはデメリットになることはあってもメリットになることはありません。

理由は以下の通りです。

・医学の発展には理系の知識が必要
・医学の理解には物理・化学の知識は必須
・英語力が武器にならない(みんなできるから)
・明確な志望動機が作りにくい

私は私大文系卒で大学時代は遊んでばかりいて成績も悪いという、文系の中でも底辺クラスでしたが、医学部編入では複数合格をいただきました。

巷では文系受験生は以下のことを意識しよう!と言われていますが、全て間違いです。

・文系は英語力を活かせ
・文系は二科目受験に絞れ
・文系の方がコミュ力が高いので、面接でアピールすればOK

医学部編入を考える受験生はみんな頭がいいので、英語が基本出来ます。しかも二科目受験にすると面接の配点が高くなるので、私のように30代で受験した人は不利になります。

国立大学が医学部編入をする目的は、「他分野の知識を医学に活かしたい」という要望があるからです。

正直文系が、面接でこの部分をアピールするのは難しいですよね?

文学や経済学は医療に活かしようがないですし、仮に活かせたとしても説得力のある話は面接では不可能です。

私は二次試験に進んだ3校のうち、2校に正規合格しました。面接試験の合格率は約67%です。

それではなぜ文系最底辺の私でも、医学部編入で複数合格をもらうことができたのでしょうか?

それは「現実を見据えて、文系に効果的な戦略」を立てていたからです。

つまり「文系=二科目受験」「文系は英語を活かせ」みたいな常識には囚われずに、「文系が一番合格しやすい戦略」を独自に考え出して実行したからです。

今回は「文系が医学部編入で合格するための戦略」について、詳しく説明していきます。


第一章:【二科目?四科目?】最重要!文系の志望校選び方

まず医学部編入を行なっている大学の試験タイプによって、受験校を選ぶべきです。主に筆記試験の内容で以下の2つに分かれます。

・2科目受験
・4科目受験

「2科目受験」は生命科学と英語、「4科目受験」とは生命科学と英語と物理と化学。というふうに分かれています。

旭川医科大は2科目受験ですが、生命科学に統計が入ってきたりします。

文系の人は「理系には物理化学は勝てない。だから2科目受験しよう」と考える人も多いですが、その考えは危険です。

というのも、「2科目」か「4科目」かという受験科目以外にも重要な違いがあるからです。

この違いを理解していないと、文系が合格するハードルが大きく違ってきます。

この「2科目」か「4科目」かという受験科目以外にも重要な違いとは何でしょうか?

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