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これからCBTを受ける医学生へ 平均的な医学生の感想と反省

こんにちは。盆栽医学生です。

今回は医学部CBTを終えての感想と反省です。
これからCBTを受験するけど、CBT対策って何をすればいい?とお悩みの方はぜひ読んでみてください。

※私の大学ではCBT試験は9月に行われました。
大学ごとに試験日程は異なりますので、スケジュールは目安にしてください。

自己紹介

国立大学に通う医学生です。
いたって平凡です。暗記も苦手です。
かなりの心配性のため、テスト勉強はいつも少しだけ早めにスタートしていました。

1.CBT対策、いつから始めた?

CBT対策を始める時期について、かなり諸説ありますよね。私も「先輩が3年生から始めたほうがいいと言っていた」やら「3か月前から始めれば合格する」やらいろんな話を耳にしました。

3年生といえば、多くの医学部ではコアカリの講義が行われている時期だと思います。
私の大学でも3年生はあまり試験も厳しくはなく、比較的時間に余裕がありました。

私は大学の共同購入で買った教材が3年生の1月から利用可能だったため、動画などは3年生の春休みから見始めました。
私の周りも3年生の3〜4月に始めた人が多かった印象です。
今振り返っても、特に遅すぎることはなく、むしろ早いぐらいだったと思います。
私と同じ心配性仲間のみなさんはこのあたりを目安に始めてみましょう。


2.まず何から始める?

3年生の春、まずは動画を見るところから始めました。が、ここで反省点があります。
それは、
調子に乗って国試用の動画から見始めた
ことです。

私が購入した動画教材には、すでに国試対策用の長めの動画と、CBT対策用のまとめの動画の2種類が含まれていました。
動画を見る→該当範囲の過去問を解くの流れで進めていたのですが、まあ動画が長い❗️
結局、途中で諦めてCBT用の動画に切り替えました。

皆さんは、私のような変なプライドは捨ててCBT用の動画から見ることをオススメします。


3.必要な教材は?

CBT対策に私が使用した教材は以下の3つになります。

①各診療科ごとの教科書(『病気がみえる』など)
動画教材と過去問 
模試

教材に関しては前述した通り、大学で共同購入をしました。動画教材と過去問はセットで販売されているものが多いと思います。
正直どの会社のものが特別優れている、とかはないです。(たぶん)
周りの学生と同じものを購入しましょう。

さらに、追加教材については大部分の人は必要ありません。理由は、どうせ手が回らないからです。実際、私自身購入した教材すら全ての動画視聴と問題演習はできませんでした。本当にやり尽くしてやることがなくなったら購入を検討しましょう。


4.本番までにどこまでできればOK?

本番までにすべきこと、やるべきことについては個人差がかなりあると思うので、ここでは私が思う最低限ここまでできればOK、ということを紹介します。

まず、CBTの問題は大きく5つに分けられます。
①基礎 ②臨床 ③その他(手技など) ④多選択肢問題 ⑤4連問
CBT試験の出題形式については、今後また別の記事にまとめようと思います。

では、①〜⑤のうち、どれが最も優先すべきでしょうか?
正解は、
臨床
です。

理由は出題割合になります。
CBT試験では前述した①〜⑤が均等に出題されません。
本試験で出題される問題の60%以上が②臨床の範囲から出題されるといわれています。
そのため、試験対策も②臨床の範囲を優先して進めましょう。

オススメは、
CBT用の動画を視聴する

臨床→基礎の順番で問題演習

臨床の範囲のみ国試用の動画を視聴する(必要に応じて)

臨床の2周目

その他の範囲の2周目 です。

ここでの注意点は『動画を見ることを目標にしないこと』です。
特に国試用の動画は量も膨大ですし、動画時間も長いです。
動画を全て視聴してから問題演習をする、と決めてしまうと
気づいた頃には問題演習の時間がない❗️ということになってしまいます。
動画はあくまで参考資料として必要なら視聴するようにしましょう。


終わりに

ここまで私のCBT対策を振り返ってみました。
あくまで私の体感ですが、まわりの学生もほとんど私と似たようなスケジュールで試験勉強を進めていたと思います。
これからCBTを受験するみなさんに幸あれ。


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