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専門医更新要件を診療科ごとにまとめてみた

割引あり

2023/6/13 精神科専門医更新基準の出典追記
2023/7/8 総合診療専門医の更新基準追記
2023/7/11 総合診療専門医の更新基準追記・修正



あなたは志望科の専門医の更新要件を知っていますか?

実は、専門医の更新要件は診療科によって違います。

緩い診療科から勤務日数について厳しい条件がある診療科まで様々なのです。

例えば、麻酔科の場合、”週3日以上単一の医育機関病院や病院施設で麻酔科関連業務に従事していることが必要”といった条件があります。

フリーランスになって週3日別の施設で働いて、稼ぎまくるなんて働き方では専門医を更新できません。

また、精神科専門医の場合、”原則週4日32 時間以上勤務が必要”なので、週4日精神科として勤務している必要があるのです。

よって、診療科を選ぶ際には、必ず専門医の更新要件まで意識しておく必要があります。

将来専門医を更新する時に条件が厳しくて更新をやめてしまったなんてなったら、専門医を苦労して取る意味がないですからね。

そこで、今回は、診療科ごとの専門医の更新要件をまとめて、更新要件が厳しい科をまとめてみたいと思います。

医学生や研修医の方の診療科選びの参考になればと思います。

※できるだけ最新かつ正しい情報をまとめるように努力しておりますが、最終的にはご自身でご確認をお願いします。



内科専門医の更新基準

内科専門医の更新審査は、①勤務実態の自己申告 ②診療実績の証明 ③更新単位の取得をもって行う.
①勤務実態の自己申告
更新年度1年間の勤務実態を自己申告すること.(今後、学会ホームページより申告できるよう整える予定です)
②診療実績の証明
専門医としての診療実績・診療能力を、セルフトレーニング問題による合格をもって証明とする.合格基準は60%以上の正解を原則とする.
③更新単位の取得
下記項目ⅰ~ⅳの必須を含めた50単位以上を取得すること.

出典:日本内科学会 内科専門医の認定と更新

内科専門医の更新基準は以下の3つです。
①勤務実態の自己申告(更新年度1年間の勤務実態を自己申告)
②診療実績の証明(セルフトレーニング問題で合格)
③更新単位の50単位以上を取得

特に更新基準として勤務日数の要件の記載はありません。

更新のハードルは、普通と言えるでしょう。


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