精神科に転科する人が多い理由は?メリットとデメリットは?
医師にとって転科とは、医師人生においてかなり大きなイベントになります。
なぜなら、診療科が変わると仕事内容も働き方も全てが180度変わり、キャリアもリセットされるからです。
それほど重要な転科ですが、転科後の科としては昔から精神科が多いのは有名です。
内科や小児科、外科、産婦人科、救急科などのあらゆる診療科から精神科に転科する人がいます。
しかし、精神科から内科や外科などに転科したという話はほとんど聞いたことがありません。
今回は、転科をテーマに、なぜ精神科が転科先に選ばれるのか、メリットやデメリットなどについて考えていきたいと思います。
転科とは?
医師の転科とは、主な診療科を変更することです。
例えば、内科医としてキャリアを積んできて専門医を取った後、精神科や美容外科に転科するといったように全く別の診療科にうつることを転科といいます。
もちろん、元の診療科で積んだ経験は転科先でも役立つことはありますが、時間が経つにつれて元の診療科の知識や経験は薄れていき、時代遅れのものになってしまいます。
また、転科先ではキャリアがゼロからスタートするので給料や地位も一番下からスタートすることになります。
そのため、医師にとって転科はかなり重要な決断が必要なのです。
それほど重要な転科という選択ですが、転科先としては精神科が多いというイメージがあります。
精神科に転科する医師はなぜ多いのでしょうか。
精神科に転科する医師はなぜ多い?メリットは?
精神科に転科する医師は多いです。
内科、外科、小児科、救急科、産婦人科、放射線科、皮膚科、整形外科などあらゆる診療科から転科する人がいます。
一方、精神科から内科や外科などの他の診療科へ転科したという話は聞いたことがありません。
精神科に転科する医師はなぜ多いのかを考えるために、精神科へ転科するメリットについて考えていきたいと思います。
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