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【若手医師向け】医師がFIREをする方法
「医師を辞めたい」
「当直なんてやめてFIREしたい…」
と思ったことはありませんか?
最近の若手医師の中にはFIREを目指している人が増えています。
高齢者を延命させる医療にやりがいを感じなかったり、当直や長時間労働などの過酷な医師の働き方に疲れ果ててしまったり、医療以外のやりたいことができたなどFIREを目指す目的は様々です。
今回は、医師がFIREをする方法をテーマに考察していきたいと思います。
FIREとは?
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの略語であり、経済的自由を得て早期リタイアを目指すことです。
FIREを実現するためには、まずは収入を増やし、同時に支出も削減し、余剰資金を株式投資や不動産投資にまわして、配当金や家賃などの不労所得を増やしていく必要があります。
どれくらいの資産があればFIREできるのかは、家族の有無、月の支出額、労働をどこまで減らしたいかなどによって変わるでしょう。
次にいくつか提唱されているFIREの分類についてみていきましょう。
FIREの分類とは?
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FIREは4つに分類することができます。
それぞれ、どれくらいの支出や生活スタイルを希望するかによって変わってきます。
それぞれ見ていきましょう。
①Lean FIRE(リーンファイア)
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Lean FIREとは、かなり節約した生活を送りながら経済的自由&早期リタイアを目指すタイプです。
ミニマリストのようなシンプルな生活を送る必要があります。
節約により支出は減っていますから、最低限の生活費を確保するための資産を構築すればいいため、必要な資産は最も少ないです。
そのため、最も早期にFIREすることが可能だというメリットがあります。
しかし、贅沢や余分な出費ができないため、あまり娯楽にお金を使えないのがデメリットです。
インフレなどで物価が高騰し、生活費が上がったり、結婚して家族ができるなどで出費が増えた場合にはFIRE卒業となる可能性もあります。
労働という嫌なことから解放はされますが、娯楽などの楽しみも減ってしまい、あまり充実した生活は送れないと考えられるので、おすすめではありません。
独身でかなり節約して月20万円以内で生活できるならば、後述する4%ルールより6000万円程度あれば、Lean FIREが可能でしょう。
②Fat FIRE(ファットファイア)
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Fat FIREとは、標準的なFIREよりも高い生活水準を維持しながら経済的自由&早期リタイアを目指すタイプです。
引退後もある程度の贅沢や快適さを享受するために、Lean FIREより多くの資産が必要になります。
労働という嫌なことをせずに、高い生活水準を維持できるので、幸福度は上がると考えられます。
医師におすすめのFIREですね。
高い生活水準がどの程度かにもよりますが、年間1000万円程度使うとすると、後述する4%ルールより2.5億円の資産が必要になります。
③Barista FIRE(バリスタファイア)・Side FIRE(サイドファイア)
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Barista FIREとは、完全なリタイアを目指すのではなく、パートタイムなどの雇われの軽い仕事を続けながら経済的自由を目指すタイプです。
一方、Side FIREとは、サイドビジネス(副業)で得られる収入を続けながら経済的自由を目指すタイプです。
どちらも完全なリタイアではなく、バリバリ働く労働からゆる〜く働く労働へリタイアするイメージですね。
ゆる〜く働き、少し収入を得ることで生活費を補い、資産も増やしていきながら、自由な時間を増やします。
医師であれば、寝当直や脱毛バイトなどのゆるいバイトだけを続けて、あとは自由に過ごすみたいな感じですね。
医師バイトがまだ高時給でできる現状では、選択肢の一つとして考えていいでしょう。
将来的には医師バイトの時給が下落していくとFIREは維持できなくなる可能性があります。
④Coast FIRE(コーストファイア)
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Coast FIREとは、若い頃に十分な貯蓄や投資をしておき、その後は大きな貯蓄を追加せずに、資産が自動的に増えていくことを頼りに経済的自由を目指すタイプです。
労働は続けますが、すでに資産を築いているため、追加の貯蓄はせず、必要最低限の収入を得ればよいので、ゆるく働くことができます。
資産が成長し続け、将来的に完全なリタイアが可能になる状態を目指しています。
Barista FIREやSide FIREと、Coast FIREはどちらも緩い労働を続けるという点で共通していますが、リタイアまでの距離が違います。
Barista FIREやSide FIREでは、完全リタイアまではもう少し資産を増やす必要があり、労働が生活費だけでなく、資産を増やすためにも必要です。
一方、Coast FIREでは、リタイアはほぼ達成済みで、インデックス投資などで資産の成長が長期的に保障されているため、働く理由は生活費を補うだけでいい状態で、将来的には完全リタイアが見込まれている状態になります。
FIREするのに必要な資産額は?
FIREするために必要な資産額は、主に年間生活費とリタイア後の運用方針(どういった投資でどれくらいの利回りが見込めるか)によって異なります。
一般的な計算方法として、「25倍ルール」と呼ばれる方法がよく使われます。
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