冬メック(2023)感想

この模試は受けるべきだと思う。

結果

禁忌は0
夏メックとの比較

難易度としては国家試験と同じくらいの印象。解説は夏に引き続き腑に落ちない物が多い。
 夏より少し得点率が上がった。冬はまだ予想受験者の1/10程度しか受けていないらしく、総論/各論の偏差値は多少上下すると思う。現在上位10%には入っているので、これから下10%(不合格ライン)になることはないだろう。
 夏メック以降にやったことが国試過去問2年分&教科書通読1/3と乏しく、正直、成績は落ちてるだろうと思っていたので嬉しかった。特に大きく伸びたのが産婦人科と小児科。過去問で少し単語と基準値覚えたくらいでこれだけ伸びるんだから、今までどれだけやってこなかったのか。
 勉強してない割に結果が良かったものだから、怠けて国試に落ちてしまう未来が少し見える。そうならないよう、勉強部屋には毎日行く。
 悪かった分野は内分泌・代謝(5/18誤答)、呼吸器(8/19、ケアレスミス3問)、産科(4/14)、整形・精神・皮膚・救急(20〜30%)。
 試験後に友達と話して、あまりに間違えている問題が多かったので結果を見るまでは不安だった。よく考えれば難しかった問題しか話さんので、出来が悪く思えても不思議じゃない。国試本番では絶対に答え合わせをしない。

課題

・次の模試(あと一回あるらしい)では少なくとも一度は回答を見直す
・公衆衛生を覚える(現在まとめノート作成中)
・避けていた分野を覚える

感想

学校で一斉受験。一斉受験に参加するかは自由だったため、学年の1/3ほどが受けた。周りには「まだ模試を受けられる段階じゃない」と後回しにする人が多数。やる気ある組が講義室に集まって受けたのだと思う。
 予備校の人が試験監督をしてくれて雰囲気作りを頑張っていたが、集中力が持たなかったため、退出可能時間が来ると同時に見直しをせずに退室。結果、何問かケアレスミスで落としていてげんなり。さすがに国家試験本番は何回も見直す…..と思う。
 記憶の甘い部分を的確に突かれ、避けていた分野を勉強する気になったので受けて良かった。どうしても丸暗記になるため受験生が避けている分野や、マイナーな疾患・症状が多く出題されている気がする。前評判では、難しい・重箱の角を突く問題が多いと聞いていたが、たぶんこういった問題が多いからだろうなと思う。個人的にはとてもありがたい。
 友達と結果を比べた結果、公衆衛生いかんでかなり結果が変わっていた。必修で9割以上取ってるが、公衆衛生が出来なさすぎて一般臨床の偏差値が40代の人がいたり。意外にも自分は公衆衛生ができている方であり、追う方だと思っていたら追われる方だった。勘違いの原因を調べてみたら、今まで統計や疫学は内科の範囲だと思っていたけど、実は公衆衛生分野に含まれていたことが原因だと判明。これら分野の得点率が高かったため、内科は感触より少し悪く、公衆衛生は逆に良く出ていたようだ。こういう勘違いを潰せるのも模試を受る利点だと思う。

 学校の平均点がヤバすぎ。比較的やる気のある集団が受けているはずだが、全国平均よりかなり低い。人ごとながら少し心配。

良かった点

正答率の高い問題の正答率が上がった。

反省点

・マークミスだったり、3つ選べで2つしか選んでなかったり、選択肢を読み間違えたり(計5問)。なぜかわからないけど呼吸器分野に集中してる。肺癌のレントゲンとか、5分くらい悩んで3つから2つに絞ったのに、まさかの問題文読み間違え。3つのまま選んでたら合ってたのに。
・避けてた分野が多いと気付かされた。今まで「なんとなく」でどうにかなってきた分野はなおさら。皮膚疾患、CTG、内分泌検査、遺伝性疾患、染色体異常の細かな症状、産褥の母体変化、なんちゃら法、なんちゃら宣言、ICF、etc……
・手も脚も出ず、勘で答えた公衆衛生の問題が多かった
(Fブロックのほとんど、へき地医療、ICF、産業廃棄物、ジュネーブ宣言、etc……)
・画像読めん(特に骨髄、OCT)。この模試では読めなくてもどうにかなってしまったので、この傾向は良くない



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