医師国家試験第117回解いてみて

国試を6年生夏に解いた目的

できるだけ金をかけずに国家試験を乗り切りたいが、「みんなと違うことをする奴は落ちる」説があるので大丈夫かの確認。

周囲が買ってるもの
・クエスチョンバンク(過去問解説)+year note(疾患まとめ書籍)
 抱き合わせで¥70,000〜¥90,000する(共同購入等で値段変更、QBは分野別バラ売りあり)。9割近くの医学科生が買っているらしい。
 過去問は厚生省の発表とmedu 4(webの無料のやつ)に頼っているので、QBを買わないなら解説を自分で作らなくちゃいけない。

・動画講座(Q-assist、メック、medu 4など)
 ¥20,000~40,000する。どの会社のにするか派閥が分かれるらしい。自分は対面授業は聞いていたけど、オンライン講義は聞いていなかったタイプのため、たぶん買っても聞かない。

・病気が見える
 分野別、一冊¥4,000円ほど。臨床の授業が始まった時に何冊か買ったが、読んでも理解できなかったため揃えてはいない。アンチョコ本という扱いだけど、個人的には理解している人が記憶の確認のために読むものな気がする。図がきれいで見やすい。

どれもこれも高価。割と教科書には金を惜しまなかったけれど、試験のための勉強が嫌いなので、国試対策にはあまり金を使いたくない。
一番迷っているのは公衆衛生分野の動画講座。公衆衛生の勉強がしたくなさすぎて、ぼけっと見てるだけで何とかなりそうな動画講座に心が傾いている。

結果

各ブロックごとの正答率。Dブロックやばすぎ
分野別の正答率。赤はやばそうな分野。産科やばすぎ。泌尿器と血液内科低かったのはショック。

合格基準が必修>80%、一般臨床>70~75%(年によって変動)なので、まあ大丈夫そう。禁忌肢はどれか分からなかったので、考慮していない。
 不安な点は、
①特定の分野に間違いが集中している
②全く覚えていない分野の問題がいくつかある
③間違えた問題の1/4が正答率9割越えの問題(みんな解けてる問題が解けていない。覚えるべき所がズレている)
④禁忌肢選んじゃってるかも
 解く前は小児・産科・公衆衛生がやばい分野トップ3かな、と思っていたけど、小児は案外マシだった。
 公衆衛生は正答率8割超えていて一見解けているように見えるけど、問題数が多く、しかも受験生平均得点率が高い分野なので、解けていない(≒差をつけられてる)と判断した方が良さそう。「医者になって大丈夫ですか?」を見る試験なのに、「差をつけられてる」って考えはどうなのよと思うけど、一般臨床は受験者の出来次第でボーダーが変わるらしいので仕方ない。
 産科は壊滅的。

今後どうするか

夏〜秋にかけて卒業試験(公衆衛生含む全分野)やマッチングの試験(内科メイン)がある。マッチング試験の方が早いので、とりあえず内科分野を中心に勉強、卒業試験直前に公衆衛生を詰め込む形で勉強しようと思う。
 国家試験模試が夏〜秋にかけてあるので、それで合格しなさそうだったら動画講座を考える。病みえ、QBは買わない。どうしても分からない問題は友人に見せてもらう。
 年明けまでは遊びメイン、年明けたら勉強メイン。勉強することは好きだけど、試験勉強が本当に嫌いなので辛い半年になりそう。

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