良いことを知ったらすぐ実行！
「まず行動」が開運のカギ
たとえば誰かの講演会で、講演者の成功にまつわる意外な体験談を聞いたとき、「へぇ、そんなことをしてこの人は成功したのか。いい話を聞いたなぁ」と思った人が100人いたとします。でも、それを実際に実行に移す人はそのうちの1割、100人中10人しかいないそうです。
同じ話を聞いて、「そうか」と思い実践し始めた人と、聞いただけで何も行動しない人とでは、5年後、10年後に大きな差がでます。そして数十年後には、それを実行した1割の中から新たな成功者が生まれるのです。
このことは、私がここまでお話ししてきた「健康」や「キレイ」、「プラス発想」に置き換えても同じことが言えます。
「良さそうだわ」と思ったら、まずやってみる。実際に試してみることで自分に合うか合わないかがわかり、やってみなければその「適・不適」すら、経験できません。「まず行動」してみることが、開運のカギなのです。
「直感」を大切にする
ただし、ただやみくもに何でもやれば良いということではなく、あくまでも自分が「直感」で「何か良いかも」「良さそうだわ」と思うことが基準です。ものの良し悪しは、その時点である程度「ふるい」にかけられるように思うのです。
私の場合、美容や健康に関しては、実績のあるその道のプロや私の会社の講師陣など、信用できる人からすすめられたことは、素直に実行するようにしています。
ほかにも、身近なことで言えば、映画や本との出逢いもそうです。映画の宣伝を見て、「あの映画、観てみたいな」と思ったらぜひ映画館に行き、友達に「この本、面白いよ」とすすめられ、気になったらその本を読んでみてください。テレビで紹介された場所が面白そうだったら、次のお休みの日にそこへ行ってみるのです。
習い事やスポーツも、「やってみたい」という心の声が聞こえたら、「でも私にはやっぱりムリかな」などと思わないで、迷わず始めましょう。悩んでいる時間がもったいないです。合うか合わないかは、やってみてから判断すれば良いのです。
いつも「ワクワク」「ドキドキ」を意識する
「30歳を過ぎてから」「結婚してから」、もう何年も「ワクワク」も「ドキドキ」もしていない、という声を聞くことがあります。でも、好奇心を持つことと年齢は関係ありません。
「もう年だから」と平凡な日々を送り、そんな毎日に退屈している人は、自分がワクワク、ドキドキする経験をしようという行動を起こしていないだけです。
同じ24時間でも、ワクワク、ドキドキする時間が多ければ多いほど、人生は充実します。いくつになっても好奇心を忘れずに、好きなことに没頭する時間を増やし、挑戦したいことがあるなら早々に「やってみる」。
そうやってワクワク、ドキドキする体験を意識的に増やすことで、感性が磨かれ、あなたの世界は広がります。
何事も「何か良いかも」と思ったらやってみよう
⏬プロフィール 井垣利英（いがきとしえ）☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英（いがきとしえ）【私の仕事】プロとして大切なこと
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