第一印象は10秒で決まる！？
「初対面の印象」で、人生が変わる
人生は出逢いの連続ですが、初対面の誰かと出逢うとき、第一印象は10秒で決まると言われています。そして、初対面で好印象を持ってもらえるか否かで、人生が大きく変わります。
「〇〇さんは見た目の印象とは違って、話してみるといい人だったな」と思った経験は、きっと誰にでもあるでしょう。でも、「話してみたらいい人ですね」というひと言は、ほめ言葉ではありません。
第一印象がイマイチで、話してみなければその人の良さがわからないということは、「必要がなければ話してもらえない」可能性が高いからです。
逆に言えば、第一印象で「この人ともっと話してみたい」「信用できそうな人だな」と感じてもらうことができれば、相手との距離はグッと縮まり、その後のおつき合いもスムーズにいきます。
だからこそ、内面を磨くだけではなく、「話してみたいな」と思われるように、外見も磨いていく必要があるのです。「人は見かけも重要」です。
「誰からも愛される」３つの条件
第一印象をアップさせる条件は次の3つです。
①明るさ
②さわやかさ
③清潔感
この３つは、服装や髪型、メイクなどの外見から、言動、話す内容、かもし出す雰囲気まで、すべてに言えることです。仕事でも、恋愛でも、この３つを意識するだけで、あなたが人に与える印象は、大きく変わってきます。
これは初対面の人にだけでなく、いつも顔を合わせている同僚やお取引先の人、お友達に対しても同じです。
相手に良い印象を持ってもらうためにも、また、相手に気持ち良く感じてもらうためにも、「明るさ」「さわやかさ」「清潔感」を常に心がけましょうね。
人からみて「感じが良い」ことも重要
「オシャレをするのは自分のため」という人もいますが、オシャレは「人から見て感じがいいかどうか？」を考えることも大切です。
自分だけが心地良い服装と、相手も明るい気持ちになる服装は別です。自分のためだけの個性的なファッションは、同世代の同ジャンルの人にしか好かれないため、新たな出逢いを逃す可能性があります。
たとえば25歳の女性が、仲間内や25歳前後の人たちだけにしか「可愛い」と思われない過度なオシャレをしていたとすると、さまざまな出逢いのチャンスを逃すことになります。
なぜなら、年長者からも「感じがいいな」と思ってもらえなければ、上司から目をかけられたり、先輩から声をかけられたりする機会が減り、出逢いも世界も広がらないからです。
「自分を客観的に見るクセ」をつける
狭い世界を抜け出して大会に泳ぎ出るには、「自分を客観的に見るクセ」をつけることが必要です。
あなたが、女友だちの結婚披露宴に呼ばれたときのことをイメージしてください。披露宴には新婦の友人だけでなく、新郎側のご親族や会社関係の人たちも来ています。
そのため、幅広い立場や年齢層の人から、「お嫁さんのお友だちって感じがいいね」と思われるような見た目づくりをしなければなりません。
それと同じ意識で、普段からオシャレをしてほしいのです。すると、「自分が好きだからこれを着る」だけではなく、「見る人のため」を意識するオシャレをするようになり、ひいてはそのオシャレが自分のためになるのです。
「類は友を呼ぶ」の法則で、自分の心とオシャレ次第で惹きつける相手が変わってきます。自分たち（同世代）だけの価値観の中にいるのは「井の中の蛙」と。
そのために、新しい出逢いが広がらないのはもったいないですよね。自分の可能性を広げるためにも、「オシャレは人のために」も心がけましょう。
⏬プロフィール 井垣利英（いがきとしえ）☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで
⏬人材教育家、マナー講師。井垣利英（いがきとしえ）【私の仕事】プロとして大切なこと
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