東京駅&上越新幹線の今【ちょこっとマナー】安心な新しい旅
人材教育家でマナー講師の井垣利英です。今回は、ウィズコロナで大きく変わった、東京駅と上越新幹線(東京→軽井沢間)の様子と【ちょこっとマナー】を紹介します。この記事を読んで、少しでも「外で楽しく過ごそう」「旅行に出かけよう」というきっかけになれば幸いです。
◆大切な「人生の残りの時間」を考える
20年6月、県をまたぐ移動が解禁となり、私は家族で軽井沢&草津温泉へ行きました。私は、日本の清潔感、安心安全への徹底ぶり、ルールを守るまじめさを信頼していますので、安心して楽しく旅に出ました。そもそも、国が「県をまたいでOK」って言っているんだからOKでしょ~。
私は、自分自身がマスク着用、手をよく洗うなど基本的なコロナ対策をしっかりやれば、まず心配はないと思っています。また、行った先でもルール&マナーを守れば、どこでも楽しく過ごせます。
コロナを過度に恐れて、遠出や外食などを自粛し、貴重な人生の時間を楽しまない方がもったいないと思います。高齢なおじい様、おばあ様やご両親をはじめ、大切な人たちと一緒に過ごす残り時間が、無限にあるわけではないから。そんな思いで、私は家族旅行に出かけています。
◆東京駅の駅弁売り場は、商品がない?!
東京駅の駅弁売り場も、ウィズコロナで新しく生まれ変わっていました。驚いたことに、店頭に駅弁が並んでいないのです! 前面にあるのが、タッチパネルとカード読み取りの機械だけ。
こちらの画面をさわって、お弁当を選ぶのです。お弁当を選ぶと、店員さんの後ろにある棚から、現物のお弁当を持ってきてくれます。お支払いは、なるべく接触をさけるため、交通系ICカードなどでキャッシュレス決済をするのも、店員さんへの思いやり=【ちょこっとマナー】です。
◆昔ながらのお弁当屋さんも、密をさける工夫あり
もちろん、商品を手に取って買うコロナ前からあるスタイルのお弁当屋さんもあります。昔ながらのお店も、レジはビニールカーテンで飛沫対策。床には線が引いてあり、ソーシャルディスタンスを保って並ぶようになっています。
このように、お店ごとにコロナ対策をしっかりしているので、安心して買い物ができます。自分が安心できると思えるお店を選んで、その工夫を受け入れて、信頼するのも【ちょこっとマナー】かも知れません。
◆新幹線eチケット「スマホで予約、タッチで乗車」
チケットも、人との接触をさける新しいサービスが出来ています。それが、コロナを見越していたかのように、20年3月から始まったJR東日本の『新幹線eチケット』。事前にチケットは、スマホやPCで予約をしておきます。スイカなどの交通系ICカードで新幹線の改札を入り、駅構内にある「座席票発行機」へ。
この機械の画面下に交通系ICカードを触れると、チケットが出てきます。レシートのような紙に、座席番号が書かれています。今までのように新幹線チケットを買うために、早めに行って『みどりの窓口』に並んだり、券売機で発券する手間が省けて便利です。
◆座席指定も、ソーシャルディスタンスを確保する
前記のとおり、チケットは事前に『新幹線eチケット』で取る際、画面で好きな座席が選べます。元々私は、二人席の窓側を取るようにしています。さらに今は、周りに出来るだけ人がいない席を選びます。
ウィズコロナの今は、窓口でも、できるだけ周りに人がいない席を選んでくれます。この細やかな心づかいも、JRのコロナ対策の一つです。
◆車内でキャリーバッグを固定させる方法
私は、走行中の新幹線の車内で、キャリーバッグが別の席へ転がってしまった経験があります(笑)それ以来、どうやったらキャリーバッグが固定できるか? 工夫をしてきました。それは、お隣の席を使ってキャリーバッグを固定させる方法です。
1.まず上の写真のように、お隣の席のテーブルを倒して、前の席の背もたれとテーブルの間にキャリーバッグを設置します。
2.キャリーバッグの持ち手を伸ばします。
3.トートバッグやサブバッグなどがあれば、そのバッグをキャリーバッグの上に乗せ、テーブルと背もたれの間にはさむ。これによって、しっかりキャリーバッグが固定できます。
今はお隣が空いていることも多いので、ぜひ試してみてくださいね♪
◆軽井沢駅の『峠の釜めし』と待合室のコロナ対策
新幹線の軽井沢駅には、益子焼の土釜に入った人気の駅弁『峠の釜めし』があります。私も好きな駅弁の一つで、お土産に買ったり、現地で食べたりしています。この土釜でご飯を炊くことが出来るそうですが、まだやったことがありません(笑)
『峠の釜めし』も、ビニールカーテンで飛沫対策をしていました。全国的に有名なお店だからこそ、コロナ対策は万全でしょう。
軽井沢駅構内の待合室の席も、もちろんソーシャルディスタンスを保っています。
◆基本のコロナ対策をしていれば、安心して遠出ができる
コロナへの思いは、人によって温度差に天地の差があります。自分自身が安心できる対策をしていれば、移動の公共交通機関を利用するのも、行った先でも、安心して行動ができるはずです。
あなたの周りの人たちとの限られた時間を大切にして、できるかぎり通常の生活に戻る工夫をしてみてはいかがでしょうか? 貴重な人生を、もっと豊かにするために。
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