映画:「グッバイ、ドン・グリーズ!」
先週日曜日に、地元のシネコンに観に行きました。昼間の時間帯でしたが、2~3割の入りで閑散としていました。
シナリオは田舎の高校生グループが夏休みのちょっとした冒険を通じて、大切なモノを見つけ、大人へと成長する、、というもの。よくあるジュブナイルなアニメで、大がかりな映画ではありませんが、話は分かりやすく印象的なシーンも多くて楽しめました。
もう少しヒロインを強調しても良かったかもしれないけど、この映画のテーマからすればこれで良いのかな。
入り口でこのような冊子が配られていました。
このような映画で、自分自身のこととしてよく思い出すのは、子どもの頃に八王子の実家から、筑波の科学万博まで夏休みに友人と自転車で行ったことです。
今思うと、これはかなりの距離で、この映画で出てくる以上ですね。スマホや携帯電話もない時代。親には自転車で行くとは言っていなくて、粗大ごみ置き場にあった自転車に乗っていきました。
半日以上かかって到着し、その日の夜生まれてはじめて野宿しました。これも親にはホテルに泊まると言って。
翌日は会場がものすごく混雑していて、最初に観覧車に乗ったことは覚えていますが、あとは何を観たか覚えていません。
帰りにまだ序盤で自分の自転車が壊れて、だったか友人のだったか、ともかく終電間際に汚い姿を気にしながら電車で帰った記憶があります。つくばエクスプレスはなかったから、常磐線で帰ったと思うのですが、どうやってどこの駅まで行ったんだろう。あと雨も降っていたような。
このことを何十年経っても覚えているということは、こういう経験はやはり子どもの頃にしておくと良いんだな、と思います。自分の骨格の一部になっているという感じがしますし。