何かからつながる人と人 vol.735
最近は週に2回くらいの頻度で自分の練習としてテニスができています。
以前まではコート、人、時間の3つが揃っていない限りはできなかったテニスも、ITが発展しコミュニケーションツールも増えたおかげでさまざまな支援がされています。
テニスオフというテニス掲示板のような場所で練習相手を探すこともこれまではできていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
それが、最近になってテニスベアという練習のマッチングアプリができたのです。
このおかげで一気にテニスのつながりが増えていっています。
共通項からまた共通項へ
これはテニスの練習がしたいという共通目的のもとに人が集まっていきます。
当然、遠くの人とは物理的に距離が離れているので練習ができないのですが、近場の人とは意外とよく合うような関係になっていきます。
サークルなんて機能もあるほどですから。
そんなテニスベアで練習をしているとはじめましての人もたくさん出会えるのですが、それ以上に意外とこの人とこの人は知り合いとか、〇〇さんの知り合いとかそういった共通項がたくさんあるのです。
テニスというたった一つの共通のものから多くのつながりが派生したり、つながりが生まれていく。
これはとてもすごいことだと思いますし、ますますテニスが好きになっていきます。
テニスから広がり深ぼっていく
ただ、だからこそテニスだけではもったいないと感じてしまう自分もいるわけです。
中にはテニスをしている時くらい、普段の仕事をしている自分からは離れさせてくれと思う人もいるかもしれません。
でも、それが互いにとってwinwinになるような繋がりになるのであれば、思う存分他のところでも繋がっていけばいいと思うのです。
確かにテニスをもとにして繋がった人と人かもしれませんが、テニスがなくなった時にそのつながりが切れるとは限りません。
テニスでのつながりをさらに増やして広げて、深めるところは深めていく。
そういった関係こそがこれからの時代に大事になっていくのではないでしょうか。
テニスに限らず
こういったつながりは別にテニスに限りません。
SNSが発展してマイクロコミュニティが増え続けている現代。
簡単に誰かと繋がったりすることはできますが、そこから先の深い関係にはなかなかなりにくくなっている気がします。
簡単に広く浅く繋がれる分、本来は縦に深くつながる関係が分配されてしまっているのです。
とはいうものの、私自身もテニスがなければなかなか連絡をしたりといったことには少しハードルを感じてしまっています。
そんなもったいない自分を払拭して、つながりから生まれる何かをもっと想像していこうと考えています。