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昼下がりの実験教室(80日目)
今日は大手塾の主催するオンライン実験教室がありました。
私も運営(実験する側)で参加し、小学校低学年の児童にオンラインで実験をしました。
実験の内容は簡単なバスボム作りですが、40名近くいる参加者の人数に少々ビビりながら実験しました(笑)。
オンラインでの実験の注意事項
オンラインでの実験教室は今回が初めてではなかったので、緊張はしていませんでしたが、参加者が低学年ということで、ゆっくり丁寧にを意識しました。
中には保護者は同席せずに、子どもだけで参加している家庭もあったので驚きです。
小学生がZoomを使いこなすとは、、、。
ゆっくり実験をするのは、単純に操作をゆっくりにするのではなく、1回1回の操作ごとに全体の把握をして、進行速度を一緒にするという意味です。
そうすることで、参加している児童と一緒にやっているという意識を持ってもらい、安心感を持ってもらえます。
また、40人という大人数でしたので参加者の音声は基本ミュートでお願いをしていました。
その代わりに、何か質問や分からないことがあった場合には、画面上で大きく手を振ってもらったり、チャットで反応をしてもらうことで不安感を取り除きました。
習い事も形を変えていく
実験道具を各家庭で揃えてもらえさえすれば、今回の実験教室も何も問題なく終了することができました。
私の知人にピアノの先生をしている先生や、塾の講師をしている方がいますが、この間はずっとオンラインを併用して行っているそうです。
新型コロナウイルス感染症がまん延する中で、学校の在り方を問われる場面も増えてきましたが、その波は学校だけにとどまらず、場所を必要とする習い事なども同じなのかもしれません。
確かに1つの場所に集まり、互いのようすを確認しながら行う共有作業も大事ですが、オンラインで完全安心空間のもと、学ぶというのも習慣作りや家族間のコミュニケーションを促進するうえでは、非常に大切な役割をしているのだと思います。
理想の教育現場の在り方
私の想い描く理想の教育現場には、学校間、社会、年齢の垣根が存在しません。
社会全体で1人1人の子供を育てながら、より子供に沿ったものを与えられるように、そして子供が求めたときにそこにたどり着けるように、ネットワークを広げることを夢見ています。
1つの学校で、いわゆる先生からのみ学ぶ必要はありません。
今回のようにZoomを利用して横のつながりを広げていけば、子どもは学びたい先生のもとで好きなだけ学べるようになります。
そして、交友関係も当然世界中に広がります。
今日のオンライン実験教室も、その1歩目と言えるでしょう。