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朝派とか夜派とか vol.587

よく、朝派、夜派なんて話をします。

朝早起きをして活動するのが得意なのか、夜に夜ふかしをして起きているのが得意なのか。

私は断然夜派なのですが、皆さんはどうでしょうか。

生徒に話を聞いていても、多くの子が夜派と言います。

今でこそ、友人の中には朝派という人もときどきいますが、たいていが夜派かなとも思います。

今日はそんな朝と夜の活動について考えます。

やっぱり朝か?

こんな二項対立の話をすると大体の場合、朝が圧勝します。

朝活という言葉はありますが、夜活という言葉は聞いたことがありません。

それに、夜に活動するのは夜更かしと言われるくらい何だか悪いことのようにも感じます。

「朝飯前」という言葉もあります。

朝飯前というのは、「こんなことは朝飯を食べる前にちょこっとできてしまう」という意味ではありません。

間違われやすいのですが、実は朝食を食べる前の早朝というのは、脳へのストレスがほとんどかかっていないクリアな状態なので、難しいことでもすらっとできてしまいます。

夜に散々悩んだのに、夜にゆっくり寝て朝起きたらすぐに閃いたということもないでしょうか?

こんなふうに朝に活動するのは非常に効率が良く、サクッとできてしまうことから、朝飯前のように簡単にできてしまうという意味で朝飯前という言葉ができたのです。

そしてそれほどまでに朝の時間というのは力を持っているのです。

とは言え、、、

朝派、夜派ありますが、これはそもそも日中にできなかった、もしくはやろうと思っていたことをそこでやるということ。

すなわち、タイムマネジメントの話にも派生すると思います。

朝にやらざるをえない、夜にやらざるをえないというのは最悪。

自ら好んでその時間を扱う人こそが、本来の形だと思います。

頭がクリアな状態の時にこの仕事をしたい、夜の静かなタイミングでこの時間を過ごしたい。

などと、自分の目的に沿った時間の選び方が必要になるのでしょう。

強要せずに、自分の過ごし方を

中には、朝の時間が大事だから朝を大切に使いなさいとか、夜早く寝るのを我慢して1時間だけ勉強しなさいとか、人に時間の使い方を半ば強要する人もいます。

一度もそんな時間の使い方を経験したことがないのであれば、一度体験をしてみるのは大事です。

しかし、その時間を無理矢理にお薦めするのはナンセンス。

結局のところ、自分が自分の時間との付き合い方を覚えなければ何も始まりません。

さて、あなたは朝派、夜派どちらですか?

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