時間を守れない大人たち vol.718
教科主任をやっていると教科の先生たちを取りまとめなくてはなりません。
もちろん、自分よりも年上の先生もたくさんいますし、年配の先生もいます。
ただ、年が上だからといって仕事ができるとか配慮ができるというわけではありません。
もうこれは人間性なのだと思います。
あとは職業病。
時間を守れない教員がたくさんいるわけです。
今日はその嘆きというか、人間性というかそういったところについて考えます。
時間の奪い合い
先生は意外にも期限や時間を守れない人がたくさんいます。
私自身も会議には大体2,3分遅れて行ってしまいます。
これはわざと遅らせているのもあるのですが、意識せずとも遅れているので申し訳なさとかもなくなって行ってしまっているのでしょう。
では、なぜ先生はこのように時間を守れないのでしょうか。
これは先生というのは時間に遅れる=時間を奪うということを生徒からもされ、教員同士でも無意識にしてしまっているからなのです。
誰かにされてしまったことは無意識に刷り込まれてしまい、人にもするようにもなって行ってしまっているということです。
奪われる方は溜まったもんじゃない
何かをするときに遅れてくるのは100歩譲ってもいいでしょう。
それでも、普通は遅れる連絡をすると思うのですが。
それ以上にイラッとするのは、予定をキャンセルすらもせずに来ないということ。
明らかに締め切りに間に合わないだろうにこちらから声をかけるまで間に合わない旨を言わない人。
本当に何なのでしょうか。
自己中心的なのかどうなのか。
そしてそうやっていると、「あ、この人は間に合わない人なんだ」というキャラ付けができてしまい、結局のところ間に合わないのが当たり前という中での毎日が始まってしまうわけです。
一体、解決策は、、、?
一体解決策はどこにあるのでしょうか、、、。
時間を遅くしてしまえば、当然、そこに合わせて送れるので結局何も変わりません。
むしろ本人に聞いて、どこをデッドラインとするのかを確認するべきなのか。
ここでの問題は私が自分のタイミングを奪われてしまうという点。
それを解消するのは、一番遅くなるであろう人に最終時間を決めてもらえばいいだけの話。
人的関係を保ったり、業務最良を考えるのは非常に難しく感じます。
ただ、その中でもできることをやりつつ、人を動かすということ、マネジメントするということも学べているので楽しいと言えば楽しいのかもしれません。