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上手くできない、やれない自分との向き合い vol.804
自分自身が嫌になったり、何でこんなこともできないんだと自暴自棄になることはありますか?
私であれば、最近はテニスで上手くいかない自分に対してその感情が浮かんできたり、前ほど教育に対して熱を込められない自分に対して感じたりという場面があります。
ちょうど先日、高校生の入試へ向けての決起集会でそんなようなことを話しました。
なので今日は改めてそんな気持ちとの向き合い方について考えていきます。
絶対にどこかで出会う存在
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できれば、自分自身の気持ちを良い状態に保っておいてあげるためにも、そんな弱い自分は目をつぶりたくなります。
そんな自分は存在していない、本当の自分じゃない、そう思い込みたいわけです。
自分ならもっとできるはず、今はまだやっていないだけ。
この感情は必ず人生のなかのどこかで出会います。
私が出会ったのは小学6年生の受験大失敗の時。
全て受験した学校で落ち続けて、自分自身は本当は全然できないんだ、やれていなかったんだと対して受験勉強に力も入れていなかったくせに大泣きしたのを覚えています。
今、教員として過去の自分に出会ったら、「お前が一番この結果を納得できるだろ」といってしまいたくなるほどです笑。
私は小学6年生でしたが、人によっては全くもって違うかもしれません。
そしてどこで出会うかもわかりません。
でも、必ず出会うわけです。
出会った時にどうするか?
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勉強のできない自分、理想から遠くかけ離れている自分、周りと比較してしまう自分。
そんな自分の弱いところに出会った時、どうすれば良いのでしょうか?
目を背けて見て見ぬふりをすべきなのでしょうか。
当然、多くの人がそんな自分とも向き合うべきだと答えるでしょう。
しかし、それも人によってタイミングがあります。
向き合うべきタイミングなのであれば、それに越したことはありませんが、常にドンと来いな人もいないでしょう。
でも、いずれかどこかで必ず向き合わなくてはならない山として自分の目の前にやってくるのです。
その時に、乗り越えられなかったとしても向き合っていた人と、全くもって見て見ぬ振りしていた人では、経験値に大きく差ができていきます。
できない、やれないは理想への地図
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できないとかやれないと自分自身に対して思っても何にもがっかりする必要はないわけです。
それはつまり、できる自分、やれる自分のイメージ像が見えていて、そこを目指そうと道のりはあるはずだからです。
大事なのはその道に足を踏み入れられるのかどうかといったところなのではないでしょうか。
できない自分ややれない自分は、大切な成長の一歩目。
大切にしていきたいですね。