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TEDに学べ、極限の訴求力 vol.228

皆さんはTEDをYouTubeで見たことがありますでしょうか?

プレゼンの練習にとこの動画を見る人は多いのかもしれません。

私は数年前にプレゼンを学んでいた時にこのTEDを紹介してもらい、時折自分の勉強や息抜きのために視聴しています。

TEDはまさにプレゼンの最高峰です。

ここに登壇する人は、観衆を惹きつけ魅了します。

それはまさに一つの劇と言っても過言ではないでしょう。

トランプやオバマなど、歴代大統領の演説にも惹かれるものがありますが、実はこれらはレトリックという古代ギリシャより研究されてきた学問体型を体現しているにすぎないのです。

今日はそんなTEDから学べるレトリックの一部分と、その構造についてまとめます。

登壇者と聴衆のスタンス

TEDを見ていると、まるで家で映画を見ているときのような表情豊かな聴衆の顔と、楽しそうに話している登壇者が見られます。

これは、そもそも登壇者は伝えたいことがあって、伝えにきた。

聴衆は、聞きたいから登壇者の言葉を受け取りに来た。

という、互いの需要と供給が磁石のように引き合ったからこそ成り立っているものなのです。

当然、登壇者の話術も十分にあります。

あの有名なTEDです、練習も相当量していることでしょう。

しかし、伝えたい話したいという強いエネルギーが登壇者から感じられるからこそ、動画になってみたとしても十分その熱量が伝わってくるものになるのでしょう。

レトリックの歴史

そもそもプレゼンの始まりはどこだったかご存知でしょうか?

プレゼンや人に対して説得を促す話し方、弁論術などはレトリックと言われる学問で、古代ギリシャから研究されてきたと言われています。

当時のギリシャにおいては、自分の思想や考えを人に伝えて説得をできる人こそが、リーダーにふさわしく、そのような人の下で国自体もなり立っていました。

それが、時代の流れに沿って民主化が進み、レトリック自体も当たり前のものとなっていきました。

言い方を選ばずに言うと、言葉は人を操れます。

だから今でも、皆コミュニケーションを学び、プレゼンを学び続けるのです。

まさに訴求力

このTEDの登壇者に備わっている力を一言で表すとすると、まさに訴求力でしょう。

自分の想いや感情、信念を伝えて伝えた相手の行動を動かそうとしているのです。

人は信念があると行動に自信が持てます。

そして、いつしかそんな人の周りには、さらに人が集まりコミュニティが出来上がっていくのです。

最後にTEDの中でも一番再生されていて、私も好きな動画を一つ紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=arj7oStGLkU&t=114s

先伸ばし屋の頭の中、実は私たちとも同じようなところがあるのではないでしょうか?

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