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テリファー3への準備運動 U-NEXTエクストリームゴアホラー3選


※本記事は以前投稿したオススメゴアホラーの続きとなります。もし前回紹介した6作品のうちいくつか大丈夫なのがあって「もっといけるかも…」と思った人向けですが、ゴアレベルはアップしていますのでご了承下さい。また、本記事もあくまで初心者向けです。
なお本記事はあまりにもグロテスクな作品を紹介するためある程度閲覧注意な内容となっておりますが、

3本目に関してはオススメできないレベルのゴア映画なので「本当にグロい映画が見たい」という覚悟を持って観れる人にだけオススメする作品となっておりますことをあらかじめご了承願います。


テリファー聖夜の悪夢が遂に今週金曜日から公開となる。早いことでもうあと数日だ。こんな記事書くより自分が準備運動しろとはなるのだが、今回の記事の趣旨はズバリ、乗り越えた人向けである。というのも


今作には間違いなく"そういう描写"がある。なんのことは言わないが"そういう描写"だ。見えても見えずも"そういう描写"がある。
もし、この場面を見届ける勇気を少しでも願掛けしておくためにさらなる準備運動として何がオススメだろうか?と思った矢先のことだ。

今作のアンバサダーを務めたアレン様のインタビュー記事が公開された。
その中には今回ぜひ紹介しておきたい作品もある。そしてその作品が見放題配信されてるサブスクは

U-NEXT

というわけで今回は
国内で最大級の品揃えとワーナーのストリームサービスMaxと締結を結んだことで話題になったU-NEXTから、前回紹介した6作品よりさらにゴアなゴア映画3本を紹介しようと思う。

ちなみに、あらかじめ忠告しておくと3本目に関してはネトフリ、アマプラでも観られる代物です。




1本目:ホステル

アレン様も紹介していた
ゴアコメディー映画

ストーリー:
アメリカの大学生、パクストンとジョシュはバックパッカーとしてヨーロッパを旅行していた。途中アイルランド人のオリーとも意気投合し旅を続ける3人は、不注意で泊まっていたホテルを追い出されてしまう。そこで出会った青年から「いい女とヤレるホステルがあるんだ。そっちに泊まってみたらどうだ?」と誘いを受ける。ハメを外したい3人は早速そのホステルがある田舎町まで足を運んだ。辿り着いたホステルは青年の話通りで3人は美女と共に楽しい一晩を過ごす。しかし、翌朝オリーが消えた。カウンターに聞くとどうやらチェックアウトしたようだが、違和感は拭えない。オリーを探す2人だが、彼らの元に日本人の観光客が訪ねに来た。
「この人、友人よね?」
彼女が見せた携帯の写真には、オリーと日本人観光客の友人が一緒にいる姿が映っていた。
さよならの一文と共に。
だが彼らは知る由もなかった。
2人がもうこの世にいないということ、
悪夢がこれから待っていることを。


前述したアレン様のインタビュー記事でも紹介されていた今作だが、今回紹介する3本の中では一番(まだ)観やすい。というのも今作、ゴア要素も非常に強いんだがシリアスで悪趣味な笑いが最高のアクセントを引き立たせている。一軒のホステスを中心に巻き起こる悪夢のような拷問ショーに巻き込まれる主人公たちの悲劇を描くのだが、その最中で
・唐突すぎる大物監督のカメオ出演
・唐突すぎる爆笑必須のギャグゴア描写

が現れるのでおそらく呆気に取られる人も多いだろう。
それもそのはず。今作の監督はあのイーライ・ロス監督だ。水を浴びたら死ぬ恐怖を描き、キアヌが美女2人にいじめられ続ける様を描き、シンプルで懐かしいそして最高なスラッシャー映画を撮り、ピラニア3Dの死に様で大活躍した彼だ。
彼にとってゴア描写や悪趣味描写は十八番であり、今作でもその容赦ないグロさを堪能できるがあまりに唐突な悪趣味ギャグも彼得意技だ。
目の前で繰り広げられてるのは間違いなく悲惨な出来事だが、あまりにも可笑しすぎて笑ってしまうという経験は映画を観ていると割と遭遇するが、彼の監督作は結構な頻度でこれが頻発する。なんなら続編のホステル2はクライマックスの勢いが凄すぎて笑うしかないしサンクスギビングに関しても死亡シーン全てがハイパワーすぎて笑うしかない。
そんな彼の長編監督2作目であり、キャビン・フィーバーで得た名声をさらに底上げした傑作ゴアホラー。確かにキツイはキツイが1作目を観終えたら普通に2作目も観やすくなっているはずだ。実際、この映画が観れたらテリファー0と1は難なく行けるはずだ。



グロLV.5
主な描写:
拷問を伴う肉体破損による暴力描写



2本目:グリーン・インフェルノ

こんな見た目だがグルメ映画だったりする


ストーリー:
あるところに、意識高い系の大学生グループがいた。彼らはこの映画が始まってからすでに意識が高く「俺たちで力を合わせて、自然を守ろうぜ!」という名の下で石油化学企業に対するデモ行為を行い、自身らの活動を注目させようと計画を立てていた。国連の父親を持つジャスティンも一応意識を高く持っているのでこの計画に参加する。アマゾンの熱帯雨林へ向けて出発する一同はメンバーの1人が蜘蛛にチ○コを噛まれかけたりするも、目的地に辿り着きかなり荒々しい方法で自身らの活動をアピールすることに成功する。しかし、ジャスティンは自身が国連メンバーの親族であることを利用されグループに嫌悪感を覚えていた。そんな帰りの最中のこと、それは起こった。乗っていた飛行機がエンジントラブルに見舞われ、墜落し操縦者とメンバーの数人が悲惨な死を遂げる。そして残されたメンバー達もなぜか次々と倒れていくではないか。ジャスティンは走って逃げようとするも、ヤツらに捕まってしまう。目が覚めた彼女が最初に目にした光景は

「バイヤー」

世にも恐ろしい食人族だった。


申し訳ありません。2本連続でイーライ・ロス監督作品です。ちなみに今作も(まあまだ)観やすいゴアホラーとなっております。なんならホステルの1作目より悪趣味ギャグが笑えるもんになってるのでかなり観やすいです。とはいうものの今作はあの伝説的な食人映画の金字塔食人族をモチーフに製作されたホラー映画であるため、ゴアもしっかりと力を入れている。生きたまま解体されることもあれば、生きたまま食われる場面もちゃんと用意されているので観るものに一生もののトラウマになり得る光景を次々と見せつけていく容赦なさは本物だ。おまけに生理的にキッツイ場面が多い。noteがどこまで許してくれるかは分からないが腹を壊してみんなの目の前で大をする場面(正確な描写はない)だったり、落ち着くために突然自慰を始める場面に、前述した蜘蛛がチ○コに忍び寄るカットなど生理的にも結構キツイ(最後のは男性ならわかってくれると思う)場面が多い。
けど笑える。そう。やっぱり笑えるんだ。人間下ネタが入ると「グロいけど笑えるよなー不思議」となる生き物らしく今作は非常に愉快な映画である。解体された人間が料理にされていく工程も不思議と旨そうに見えてくるし、結局バカなことしか考えてなかったグループのリーダー格のクズっぷりには呆れ笑いが出てくるし、滅茶苦茶笑える脱出の顛末など、今作は笑える場面がたくさんあるので実際のところ、ホステルシリーズより笑いがあって親しみやすかったりする。とはいえ、人が喰い殺される映画であるのは間違いないので悲惨な場面は本当に悲惨だし力の入ったゴア描写も健在なのでホステルを乗り越えてから観るのをオススメしたい。
ちなみに、この映画を観ればおそらくテリファー2こと終わらない惨劇はなんとか乗り越えられるだろう。


グロLV.5
主な描写:
飛行機事故及び食人族による殺傷描写及び食人描写
簡潔的な性器の露出及び簡潔的な脱糞描写



というわけでここまでイーライ・ロスの傑作ゴアホラーを2本紹介したが、この2本さえ観ておけばとりあえずテリファーシリーズは難なく観れることだろう。テリファーシリーズもU-NEXTで全3作品見放題なのでこれを機にU-NEXTに入会するのも手段としてはありだと思うが、やはり高い。2000円を超えるのでやはり財布には痛いが、1ヶ月だけなら・・・というひと向けのギフトカードなどもあるのでそこから1ヶ月だけ体験するのもありだし、映画館で毎日のようにやってるU-NEXTの無料体験の案内を受けるのもいいだろう。それでは、一旦はここまでにしておきます。3本目に関しては下の方に書き残しておきますが、忠告しておきます。



本当に観て後悔するレベルの代物です。
注意書きと画像に続き作品の紹介になります。











注意:
グロい光景が永遠と続く地獄を観る覚悟がある人だけこの作品に挑んでもらいたい。

また、今作にはゴア描写だけではなく性的な暴行及び暴力行為を伴った性暴力描写があります。
苦手またはフラッシュバックを引き起こす可能性のある方はすぐにブラウザバックしてください。
この先にある画像の先が作品の紹介になります。
これかよ、と思うかもしれませんが個人的に現在配信されてる作品で一番グロテスクな映画は間違いなくこの地獄です。














映画『アングスト/不安』の予告より







グロLV10
主な描写:
全編にわたる肉体破損描写を伴う暴力描写
性暴力描写
四肢欠損の死体描写
猟奇的な発言
過剰な点滅のあるエンドクレジット
"そういう描写"


哭悲/THE SADNESS

地獄はここにある
この映画の中に純粋な地獄がある


ストーリー:
台湾、夏頃。カイティンとジュンジョーの2人は仲睦まじいカップルだが、その日の朝2人は休日の予定で軽く喧嘩をしてしまう。テレビやネットでは選挙と変なインフルエンザの話が多く気が滅入る。選挙のためにウィルスを政治利用するもいう話も出てきてるし、実際ウィルスで死人が出たという話も出てきてないので隣人は嘘っぱちだと切り捨てる始末。しかし今日は街の様子が変だ。いく先々でパトカーは見かけるし、凄惨な殺人事件も起きたようだし、出かける前には奇妙な老婆も見かけた。カイティンは電車で出勤し、ジュンジョーは朝食を食べに飯屋へと向かう。そして地獄は向こうから向かってきた。電車では突然刃物を持った男が笑いながら人を刺し殺し、飯屋には今朝見かけた老婆が現れ、客に唾を吐き油を使い人の顔面を焼き付けたではないか。しかも今度は唾を吐かれた客が友人であろう男をフォークで首を何度も何度も刺し続けてる。どいつもこいつも目が正気ではない。今にも殺されそうだ。逃げなければ。そういえば、今朝見た動画で偉そうな博士がこんなことを言ってたな。

「アルヴィンウィルスは危険です。あれはただの風邪ではありません。突然変異を起こし狂犬病ウィルスと同じ作用を引き起こすんです」

これは地獄の一歩手前。
本当の地獄は逃げた先にある。


今作を一言で表すならホラー映画屈指のグロ地獄である。人間が考ええる限りで最悪な状況が起こり続け、人間が考ええる限りで酷い暴力と胸糞悪い描写の全てをここに詰め込んだと言わんばかりに最悪が続く。ストーリーの基礎である生き別れた男女の再会できるのか?というドラマは機能しておらず、あくまでそういう展開になっていくだけなのを簡単に描きながら人が苦しみ傷つき死んでいく様はしっかりと描く容赦なさ。殺すだけならまだしも性的な暴行も行うため、非常に気分が最悪であり続ける本物の地獄がここにある。
もちろん、今作以外にもあまりに恐ろしすぎてグロすぎて地獄であると言われる作品は数多くあるだろう。しかし、令和6年11月末の時点において今作を超える地獄は(幸運にも)存在はしていないのを踏まえると、今作は令和公開作品屈指の地獄であると言える存在だ。
今作は現時点(11月26日現在)で、
Netflix(12月20日配信終了)
アマゾンプライム(配信中)
U-NEXT(配信中)
にて配信されているので、本編と同じようにどのサブスクにもあるのでこの映画から逃げられない状況が出来上がっている。
繰り返しになるがこの映画は本当に地獄だ。不愉快な地獄だ。悲惨にも程がある地獄だ。無理してみるものじゃないし可能なら触れずに生きるのも全然アリだ。だが、これを読んでいるあなたが「本当にグロい映画が観たいんです」という覚悟がちゃんとあるなら止めはしない。
だが後悔しても知らないぞ。

(本記事の紹介から今作を鑑賞して酷いショックを受けたとしても本記事は一切の責任を負えません。ご了承ください)












"そういう描写"という表現


本記事内で度々使われた"そういう描写"という表現だが、これを正確に書くのはあまりにも人道的ではないと感じたため"そういう描写"へのヒントをここに書き残しておきます。


前回記事内で挙げた
・セルビアン・フィルム
・武器人間
・ファウンド
・死霊のはらわた ライジング
には間接的ではあるが"そういう描写"があり、事後の描写もある。
そして哭悲/THE SADNESSには見えなくしてるがしっかりと描写がある。



では改めて
今週金曜から公開のテリファー 聖夜の悪夢には"そういう描写"がある。
覚悟を決めて見届けましょう。

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