見出し画像

【AppStoreリリース】2021年版 AppStoreへのリリース手順を再度まとめる

2021/06/03 AppStoreへのリリース作業が完了したので、その手順などを他の方の為に備忘録として残しておきます。

先日の方々の記事などは大変参考になりましたが、実際はどれが正しいやり方なのか分からないことも多く、複合的に見て解決していったので、せっかくならと思い記事で説明してきます。

全体の流れ

・Apple Developer Programに加入する(省略)
・iOSアプリを開発する
・Apple Identifier(App ID)の作成
・証明書(Certificate)の作成
・プロビジョニングプロファイル(Provisioning profile)の作成
・App Store Connect にアプリの情報を登録

Apple Developer Programに加入する(省略)

こちらに関しては別に難しいことはなかったので、最悪記事を見ながら進めなくてもいけると思います。

ゆえに省略させていただきます。

・iOSアプリを開発する

特に注意するべきことはありませんが、Project>GeneralのBundle Indentifierだけは利用するのでコピーしておいてください。

Bundle Indentifierとはアプリを識別する為の一意になるように設定されている値です。こちらの値を変えることで別アプリとして認識しています。

余談ですが、XcodeからアーカイブしたビルドファイルをApple Developer Program側で識別して受け取るのもBundle Indentifierを利用して特定しています。

・Apple Identifier(App ID)の作成

以下の記事の3番をご参照ください。そのままご実行ください。

途中でBundle IDを設定することになりますが、Explcicltを選び、Xcodeからコピペして入力してください。

・証明書(Certificate)の作成

ここがかなり大事です。広く知られている方法でやるのはハマる原因になるので悪手だと思いました。

よくあるキーチェーンアクセスから「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」をデスクトップに作成し、Apple Developer Programへアップロードして証明書をダウンロードして、ファイルをダブルタップして証明書をキーチェーンアクセスに入れるやり方はやめましょう。

理由は正しい証明書を発行しても、Xcode側のエラーで証明書とTeam(ユーザー)の紐付きにエラーが出ることがあるからです。

対応策として以下の記事の「Apple Distribution Certificateの設定、登録
を参照ください。

Xcodeから作成するのが手間的にも楽なので推していきます。

・プロビジョニングプロファイル(Provisioning profile)の作成

以下の記事の「⑤ プロビジョニングプロファイル(Provisioning profile)の作成」をご参照ください。

macbookair2020.mobileprovisionのような名前のプロビジョニングプロファイルを開くと、Xcodeにプロビジョニングプロファイルが適用されるというのが若干分かりにくいです。

実際私も「Xcode. mobileprovision 開けない」と調べていましたが、実際は適用されていました。

画像1

このProvisioning Profileで選べるようになるのが適用されるのが正しい挙動です。

・App Store Connect にアプリの情報を登録

マイAppから選びましょう。
先程のAppIDを選択できるようになっていると思います。

あとはアナウンスに従うだけでOKです。

審査通過などの連絡はメールで届きますのでご確認しましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?