ワンピースカードにおける奇数・偶数の話について 〜奇数・偶数から考えるカードの強さ、デッキ構築〜【6000字】
はじめに
本記事では表題にある通り、「ワンピースカードゲームにおける奇数・偶数」という話をします。
今回初めて「ワンピースカードゲームにおける奇数・偶数」という概念を知ったという人にとっては有益な情報になるかと思います。
その場合は本記事の有料記事部分のご購入を検討していただければ幸いです。
自己紹介(実績など)
他カードゲームもやってますが、ワンピースカードゲームに限定して短く自己紹介します。
・公式東京CS 直近の練習時間4時間で 6-2でCS完走(96位)
・上記大会のデッキリストを事前にnoteで公開し、同一レシピで3人完走・同様に練習時間4時間
・スタンダードバトル(フランキー)初出場初優勝
・ワンピースカードゲーム 有料note 1,500件販売実績突破
・フラッグシップバトル BEST6位 プロモチョッパー所有
(2023.01.29 更新)
【無料部分】何故赤単ルフィというカードが台頭してきたのか。
こちらのテーマについて無料部分で語っていきたいと思います。
まず、話はいきなり変わりますが、ワンピースカードゲームってどちらかというとカードプールの増加が緩やかなカードゲームになります。
カードプールとは「新しいカードの発売により使えるカードが増える、選択肢が増える」みたいな認識で問題ないです。基本的にはパックの新弾が出たらカードプールが増加します。
例えば、今すごい市場規模のポケモンカードでいうと、とてもカードプールの増加ペースが早いです。新弾の発売ペースが異常に早いです。
1ヶ月ごとに出ているイメージあります。
つまり、新弾で出たカードについて十分な検証・研鑽が行われず、いわゆる次の環境に行ってしまうんですよね。コレに関しては毎回嘆いている人がいたりする、いわゆるカードプールの増加ペースが激しいカードゲームです。
ワンピースカードゲームはどうでしょうか。
〈ブースターパック〉ROMANCE DAWN【OP-01】
発売日:2022年7月22日(金)
価格:198円(税込)
〈ブースターパック〉 頂上決戦【OP-02】
発売日:2022年11月04日(金)
価格:198円(税込)
そしてこの間にはスタートデッキFILM EDITON、書籍の付録などありますが、基本的にはこのようなカードプール増加傾向になっております。
つまり、先程のポケカを引き合いに出して何が言いたいのかというとワンピースカードゲームは相当研究がなされているカードゲームになるということです。
スターターデッキのみの環境の時は、赤リーダーといえばルフィしか居ないので皆さんルフィを使っていました。
しかし、〈ブースターパック〉ROMANCE DAWN【OP-01】にてとあるリーダーカードが登場し、赤ルフィは立場を追われました。
赤ゾロリーダーの登場です。ルフィでどこかのキャラに1ドンを付けるぐらいなら、リーダーゾロにドンカードを付与して、キャラ最大5体に+1000x5とドンカード1枚で5枚分の効果を持つカードが登場しました。
ドン1枚で得られる恩恵があり、環境初期・中期は赤ゾロがtier1か?と言われるぐらい大流行しました。もちろん先述する赤ルフィは立場を追われました。大体1ヶ月ぐらいはこの環境が続きました。
そんな中、新しい風が舞い込みます。
まさかの赤単ルフィでフラッグシップする「ろーずさん」が現れたのです。
これは業界に激震が走りました。この当時、赤ゾロの方が優位性があると思われていたにも関わらず、赤単ルフィをあえて採用している、と。
新しいデッキタイプの産声を上げた瞬間でした。そして現在はどうなっているかというと、筆者の体感では7:3ぐらいで赤単ルフィ:赤単ゾロの流行度になっています。下手したら8:2はあります。
何が言いたいかというと、仮にワンピースカードゲームが発売1ヶ月で新弾出るような環境であれば、ここまで研究がなされ、開発されていなかったと思います。
私は新しいカードゲームを始めるときに新弾のペースを確認します。そしてワンピースカードゲームはペースが遅いことを確信し、このカードゲームを始めることにしました。その選択は間違ってなかったと思います。
あなたのやっているカードゲームはかなり深い研究がなされていく、楽しい最高のカードゲームです。私が保証します。
赤単ルフィが何故強いのか、は今回の奇数・偶数にも関わる話ですので、もし興味があれば100円だけですので、ご参考ください。
ちなみに余談部分もかなり有益な情報を書きました。初心者にも参考になりますし、上級者で知らない事・お役立ち情報が書いてあるので皆様にとって有益になればと思います。
追記:2022/09/15 AM9時時点で16人もご購入いただきました、ありがとうございます。
奇数・偶数の概念について
みなさんはコスト5、コスト6のカードを見比べた時に何か考える事がありますか。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?