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私が名前をつけてあげる


今ここでもし、ゾンビ感染が広まってゾンビだらけの世界になったら、私は何を使ってどこに立ってどれを武器にしてどう戦い、食料はどこで確保して誰とチームを組むか?(生き延びることは前提として)
へへ、あれは身を守るいい武器になりそうだな、、志田原くん(夫)はすぐ噛まれそうだから守りながら歩かないとな、、、でも結局こわいのはゾンビより人間なんだよな〜
と妄想しながら真顔で駅までツカツカ歩く。

長ーい海外ゾンビドラマ[ウォーキングデッド]を
3周ほど見た影響のせいかもしれない。


よし【今日】の名前は【ゾンビの予習】だな。

7月終わりに、ここ、noteで、
私の一日の内10分を使って日記を書こう。文章が下手でもなんでも、まずは書き続けてみよう]と決めた時、同時に、1日1日に名前やテーマをつけながら生きようと思った。

ネタ探し、といえばそうかもしれないけれど、それよりも[今日はこんな日だった!]としっかり感じながら日々を過ごしたいと思ったのだ。

1年は、1ヶ月は、1日は、とてもはやい。
光のスピードで過ぎてゆくなんてことのない日常の中でも、感じたことや、考えたことは毎日違う。
小さな幸せを見つけるのは得意な方だと思うけど、
傷つくことや悩みは思春期と比べて形を変え
29歳になっても細々と複雑に沢山ある。
とびきり特別な出来事が起こる日だってある。


悲しいかな、それでも人は書かないと忘れていくことがある。
階段上がって2階について、「はて。何しにきたんだっけ?」となるくらいなんだから。

だけど、自分の心が動いた時、私はその瞬間をなるべく大切に覚えていたいし、自分を形成する一部にもなる得るものだと信じている。

映画や本だけではない。手に入れたもの、失ったもの、選ばなかった道や人に想いを馳せる時、嫉妬や感動、友人と爆笑しながら食べたごはん、何もせず家のソファでドロドロ不倫漫画を読んだ日。

私に確かに在ったその1日に、
ちゃんと名前をつけてあげる。


そうやって書いていこうと思って始めた8/1、
初回が[セミロードを走り抜け!]になったわけだけど。


「まぁいいか、、、いいか?でも本当にそんな1日だったんだから、、」
と思って、勢いでえいやと投稿ボタンを押したのだけど、想像以上に反応があってなんだか嬉しくなった。
(セミが嫌いで困ってる人の多いこと多いこと)


久しぶりな友人から連絡があったこと。読んでくれる人がいたこと。セミマジムリ共感まであったこと。
書いてよかったぁと思った。


何のために書くの?と聞かれたら答えは2つある。
自分のため。自分のために書いている。
思考の整理、在ったことの記録、
書くことへの挑戦、私が健やかに生きていくため。

そしてもう1つはだれかのため。
書いた記事がそこに存在して、どこかを漂って、だれかがひょいっと拾って、見つけて、読んでくれて、そこに書かれている言葉に心が動いたり共感したりくすっと笑えたり、そんなふうにいつかなれたらいいな、と思っている。

そのために、まずは今日に名前をつけながら生きる。
そしてどんな1日だったかを書く。
書いてみている。

8/2 ゾンビの予習
・死角をなるべくつくらないように
・長袖長ズボンでいよう
・リュックは必須である
・壁の高い拠点と植物や果物を育てる環境を確保
・人を疑うことと信じることを使い分ける
・そこらへんにあるものが結構武器になる

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