触れてしまった地政学 part2 (2本の柱)
地球とは?
地球を大きく分けると、2つになる。「陸」と「海」である。2つの世界には、それぞれの力と関係性が存在している。
「海洋地政学」と「大陸地政学」
「海洋地政学」
「海洋地政学」の祖 アルフレッド・T ・マハン。彼はアメリカ出身で海軍に所属していた。
海軍は帆船から蒸気船に変換される時代にマハンは「海上権力史論」を著書していた。
「海上権力史論」の重要ポイント
シーパワーの3大要素
「生産」「海運」「植民地」ってことでこれがどのように関連しているの?
ってことで本書の文章から
「生産によって生産物の交易が必要になり、海運によって交易品は運搬される。植民地は海運の活動を助長拡大し、また安全な拠点を増やすことによって海運の保護に役立つ」と述べられている。
そのほかに軍事の重要性にも述べられている
海洋とは、多くの輸送船が行きかう地球上の広大な共通交通路である。輸送船が目的地に届けて帰港するまでの全てを安全に行うために海洋での軍事が必要であると考えている。
「大陸地政学」
「大陸地政学」と「地政学」の祖であるH・Jマッキンダー。彼はイギリス出身の地理学の学者である。ただ著書には直接的に地政学という記述はされていない。
マッキンダー著書 デモクラシーの理想と現実
「大陸地政学」の重要ポイント
「大陸地政学」の重要なポイントととして、「ハートランド理論」がある。
世界は閉鎖的であり限度があると説いている。これの意味は地球上で人間の生活が及ぼす場所は陸でありそれらの大部分は世界島となっている。結果的に世界は閉鎖的で限度のあることになる。ハートランド理論を詳細に説くならば、「東欧を支配するものが、ハートランドを支配し、ハートランドを支配するものが世界島を支配し、世界島を支配するものが世界を支配する」と本書に述べられている。
そのほかにも世界には、シーパワーとランドパワーの対立が存在し、交わることのないものだと説かれている。
終わりに
このパートでは、かなり簡潔に説明をしているのでどうやったらそうなるの?みたいな疑問を思う人もいると思いますが、これからの詳細に書いていくつもりです。
最近、また地政学を深く学ぼうと勉強していますがそこそこ難しい学問だとヒシヒシと伝わってくるものです。まだ大学生なのでこれからももっと勉強していこうと思った次第・・
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