中学文法のトリセツ 10日目 - 名詞の複数形
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名詞の複数形を作る際には基本的なルールがいくつかあります。ここでは、いつ「s」を付けるのか、そしていつ付けないのかについて詳しく説明します。
🌟一般的な複数形の作り方
基本ルール：
多くの名詞には単に「s」を末尾に付けて複数形を作ります。
例：
book → books
car → cars
apple → apples
「s, x, sh, ch」で終わる名詞：
これらの音で終わる名詞は、「es」を付けて複数形を作ります。
例：
box → boxes
bush → bushes
watch → watches
子音+「y」で終わる名詞：
「y」が子音の後に来る場合は、「y」を「ies」に変えて複数形を作ります。
例：
country → countries
family → families
🌟 不規則な複数形
一部の名詞は規則正しい形では複数形になりません。これらは特別な形を持っています。
例：
man → men
woman → women
child → children
mouse → mice
🌟 数えられない名詞（不可算名詞）
数えられない名詞、または不可算名詞は、形が固定されず量を表す場合が多く、複数形にはなりません。
例：
water (水)
information (情報)
advice (助言)
これらの名詞は、通常、複数形で使用されることはありません。
🌟 特別な注意が必要な場合
固有名詞：
地名、人名など固有名詞は複数形にしないのが一般的です。
例：
Tokyo（東京）
Jennifer（ジェニファー）
特定の食品名：
一部の食品名は、単数形と複数形が同じ形を持つことがあります。
例：
fish（魚）→ 単数でも複数でも fish
sheep（羊）→ 単数でも複数でも sheep
🌟練習問題
次の文章に当てはまる冠詞を「a」,「an」,「なにも入れない」から選んでください。
（回答は下にあります）
This is ( ) pen.
I have ( ) orange.
I’m from ( ) Tokyo.
He is ( ) my father.
回答
（1）a (一般的に「これはペンです」と言う場合、単数形名詞には冠詞「a」が必要です。)
（2） an (「orange」は母音で始まるため、「an」を使用します。)
（3） × (地名の前には冠詞を付けません。)
（4）× (所有格「my」の前には冠詞を付けません。)
次の名詞を複数形にしてください。
（回答は下にあります）
desk
family
class
child
回答
（1）desks (通常の名詞には単に「s」を付けて複数形にします。)
（2）families (子音＋yで終わる名詞は、yをiに変えて「es」を加えます。)
（3）classes (「s, x, sh, ch」で終わる名詞は「es」を付けて複数形にします。)
（4）children (不規則な変化をする名詞で、特殊な形「children」を用います。)
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