「ifLinkでリアル謎解き」～クライマックスブース解決編～
皆さん、こんにちは！ ifLinkオープンコミュニティ会員の濱＠ISEです。
無事にイベントが終了したので、この記事では2023年5月～6月に開催していた、東芝未来科学館で開催中のイベント「ifLinkでリアル謎解き」のスペシャルコース・クライマックスブースをネタバレ込みでご紹介させていただきます。
イベントについては、僕のこの記事を見ていただけるとだいたいわかるかと思います。
クライマックスブースとは
先に紹介したスペシャルコースの、周遊・青ブース・赤ブースをクリアしたあとに、最後の謎が待ち受けているブースとなっています。
青の問題、赤の問題を乗り越えて、卑怯なバッドくんのあおりにも負けずにAホールに戻ってきました。
五十嵐さ～ん、バッドくんにだまされたよー(´;ω;｀)
茶運び人形を取り返すには、Aホールにある最後の謎を解かないとだめなんだって！
最後の謎：クライマックスブース
というわけで、五十嵐さんと一緒にAホールに入ってみると、何やら奥に行けるようになっているみたいだ。
最初に茶運び人形が隠されたって聞いたときは通れなかったところが通れるぞ！
早速行ってみよう！
奥に行ってみると、いきなりけたたましい警告音が！
中央にある大きなスクリーンに映像が表示されたぞ？
あっ！ バッドくんだ！
ここはバッドくんが作ったからくり部屋なのか！？
確かに、何やらいろいろとあるみたいだ。
でも、ひとまずバッドくんが何か言っているから聞いてみよう。
ΩΩ＜な、なんだってー！
3分以内に謎を解いて、茶運び人形を取りもどすぞ！
まずはからくりを観察
使える時間は3分か・・・。
焦っても仕方ないから、まずはバッドくんが作ったというからくりを見てみよう。
えーと、これは「IF-THENパネル」ね。
なになに・・・
『カウントダウンが「0」になったら』『金庫が開かなくなる』
『正しい順番でダーツボードを押したら』『（空欄）』
『（空欄）』『金庫が開く』
ふーん、空いてるところ、気になるなぁ・・・。
で、IF-THENパネルの隣には木箱が一つ。
うーん、取ってはあるけど、びくともしない。
どうやら鍵がかかっていて開かないみたいだ・・・。
これは・・・ボタンがついた箱？
ボタンを押してみたいけど、『間違えたボタンを押すと』『金庫が開かなくなる』って書かれているから、適当に押すわけにはいかないか。
隙間からは、箱の中が少しだけ見える・・・
なにならごちゃごちゃしてるけど、線がいっぱいあるみたいだ。
これも何か意味があるのかどうか。
こっちは、ダーツボードと、赤いパネル・・・？
パネルには『ふたが開く』って書いてあるね。
ダーツボードのまわりには・・・「左から順番に押せ」って書かれたパネルと、ヒント？
「IF-THENパネルがきちんと組み立てられないと動かない仕掛けがあるみたいだね。」か。
IF-THENパネルって、さっきのパネルのことだよね？
そ、そんなー。
茶運び人形が鎖で縛られた箱にとらわれてる！？
そうか、これがバッドくんが言っていた金庫なんだな！
よーし、かならず取り返してみせるぞー！
謎解き開始：まずは試行錯誤から
さっそく謎をといていきたいんだけど・・・最初はどれから手をつければいいのかな？
ヒントには、IF-THENパネルを組み立てるって書いてあったけど・・・。
！！ ひらめいた💡
IF-THENパネルの『カウントダウンが「0」になったら』を『金庫が開く』の隣にもっていけば、何もしなくても時間になれば金庫が開くのでは！？
よし、やってみよ・・・だめか、パネルが動かせなかったよ。
残念・・・。
パズル
IF-THENパネルの空欄に入るパネルがどこかにあるのかな。
そういえば、ダーツボードの上にパネルがあったような・・・？
うん、この『ふたが開く』パネルが使えそうだ。
さっそくやってみよう。
パネルの形と色をIF-THENパネルとあわせてみると、『正しい順番でダーツボードを押したら』の隣が合いそうかな。
うん、ぴったり。
これで、『正しい順番でダーツボードを押したら』『ふたが開く』のIF-THENができたぞ！
これでどこか、ダーツボードかな、になにか変化が・・・あっ！
ダーツボードが光ってる！
これは、次にダーツボードで何かやればいいってことかな？
ダーツ
さて、ダーツボードだけど・・・。
あれ？ ダーツは？ 投げないの？
っと、そういえば、ヒントに「左から順番に押せ」ってあるね。
左からってなんだろ？
むむむ・・・そういえば、このヒントにある矢印、青い四角と赤い四角の上に描かれてる。
青い四角が2つと赤い四角が2つ、もしかして、これか！？
ということは、「8413」を左から順に押せば・・・。
でも、ダーツボードに、数字はあるけど、押せる場所もいっぱいあるんだよね。
これ、間違えたら・・・いや、まだ大丈夫、時間はある。
他にもヒントがあるはずだ！
あらためて周囲を見てみると・・・あっ、押し間違がえても、押し直しはできるんだ、よかった。
ん？ このヒント、青い四角と赤い四角の下にも何か書いてあるな・・・。
赤い四角？ と青い四角？ どっちもちょっと曲がってるみたいだけど、赤より青の横が少し短いな。
あとは白い三角形のようなのと、黒い四角・・・。
形だけならバウムクーヘンとかカットケーキみたいな・・・でも色ついてるし、なんだこれ？
って、いやいや、ヒントなはずだよね。
ダーツボードを押す順のヒントに描かれてるんだから、おそらくダーツボードに関係しているはず。
ダーツボードの・・・僕はあまり詳しくないんだけど、シングル・ダブル・トリプルって言われるところかな。
えーっと、「8のダブル」「4のトリプル」「1の内側シングル」「3の外側シングル」っと。
『がちゃん！！』
な、なんだ！？ 大きな音だ！？ どこだ？
音がしたのは後ろの方、振り返ると鍵がかかっていた木箱が少し開いていた。
そういうことか！
『正しい順番でダーツボードを押したら』『ふたが開く』って僕がダーツボードを押したから、木箱のふたが開いたんだ。
木箱が閉まらないようにして、中を見てみよう。
木箱の中には、懐中電灯と、今度は青いパネルか・・・。
まだ、茶運び人形は助けられないみたいだ。
きっともう少しのはず、頑張ろう。
パズル再び
さて、懐中電灯と青いパネルだけど。
懐中電灯は・・・うん、ちゃんと点くみたいだ。
でも、あまり明るくない、というか、青く光っている、ということはこれはブラックライトだな！
で、青いパネルなんだけど、これはさっきと同じでIF-THENパネルだよね。
パネルには『赤く光るボタンを3回押したら』って書いてあるね。
都合よく、青いパネルが合いそうな空欄がひとつ。
ここにパネルをはめ込んで、っと。
うん、ぴったりだ、これで『赤く光るボタンを3回押したら』『金庫が開く』のIF-THENができたね。
でも、赤く光るボタンなんてあったかな？
周りを見てみよう。
おっ！ 今度はボタンがついた箱が光ってるぞ！
赤いボタンを探せ！
ということは、これまでの流れから、この箱のボタンのどれかを押せばいいのかな？
でも、『間違えたボタンを押すと』『金庫が開かなくなる』ってあるから、うかつなことはできないな。
さっきのIF-THENパネルの『赤く光るボタンを3回押したら』『金庫が開く』を考えると、赤く光るボタンがあるはずだけど・・・。
赤く光るボタン・・・？ いやいや、ボタンは3つもあるけど、赤く光るどころか、光るボタンがないんだけど。
箱は光ってるんだけどなぁ・・・。
うーん、やばいぞ、もう残り時間も少なくなってきた。
ボタンが光るはずなんだけど、光っていないということは、どうにかして光らせる必要があるんだろうか。
でも、できることといえば、まだ使っていないブラックライトくらいだけど・・・。
ブラックライト、赤く光るわけではないしなぁ。
ま、やってみないとわからないよね。
とりあえず、ボタンにブラックライト当ててみるか。
そうだよね、ブラックライトだから、青くなるよね。
いや、まて、左のボタンは確かに青いけど、右のボタンはなんだか青くないというか、これは赤いような・・・？
これは、もしかすると、もしかしちゃうのか！？
よし、ちゃんと右のボタンだけに当ててみよう！
あっ！ やっぱり！ 「赤く光るボタン」ってこれだ！
あとはこれを3回押せばいいんだな。
では・・・押してみよう、ぽちっとな。
『カチッ、カチッ、カチッ』
さぁ、どうだ。
やったー、金庫が開いた！
無事、茶運び人形を取りもどすことができたぞ！
どうやら、バッドくんも、ほんとはお友だちが欲しかっただけみたい。
ぼくも、みんなも、もうバッドくんのお友だちだよ。
ということで、これにて時間ぎりぎりで、ドキドキのクライマックスブース、無事クリアとなりました。
東芝未来科学館のピンチも救うことができたし、お友だちも増えたし、めでたしめでたし、ですかね。
ifLinkオープンコミュニティについて
一般社団法人ifLinkオープンコミュニティは、さまざまな企業・団体に所属する人々が、その垣根を超えてオープンに交流しながら「誰もがカンタンにIoTを使える世界」の実現をめざすコミュニティです。
2020年3月2日に複数企業により設立され、現在100社以上の企業や学校が参加し、IoT機器のifLink規格への対応やIoTソリューションの試作、アイデア発想、マーケティングなどを行っています。
※ifLinkは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の登録商標です。
東芝未来科学館
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