
10代のディカプリオがいじめと戦う話 ボーイズライフ
ディカプリオとロバート・デ・ニーロが共演したキラーズ・オブ・ザ・フラワームーンを見ました。1920年代にオクラホマ州で多くの先住民たちが謎の死を遂げたと恐ろしい事件がありました。この映画の悪役にしてロバート・デ・ニーロとディカプリオが出演しています。206分と言う長時間の映画ですが、中だるみするシーンはなく、最後までハラハラしながら見ました。この二人はかなり前の映画で共演したことがあると知り、ボーイズ ライフ(1993年制作 This boy’s life)を見ました。
犬の写真を使いましたが、この犬に似ている犬が映画の中に登場します。犬は少年同士が喧嘩をするシーンで、かみつく役として登場します。
映画の原作は、トバイアス ウルフさんの若い日を描いた小説です。トバイアスさんは高校中退後ベトナム戦争に参加し、帰国後シラキュース大学で学びました。(映画の終わりに、テロップが流れます。)
映画の見どころは、10代のディカプリオ(トビー)でしょう。高校生役ですが、もっと若く、中学生のように見えます。今の時代には見かけないリーゼントの髪型です。エルビスに憧れていた少年だからでしょう。(1957年の設定。)
トビーは、不良仲間とつるみ学校の成績も悪いのですが、新聞配達やスーパーのアルバイトでまじめにお金を稼いでいます。でも稼いだお金は、義父に使われてしまいます。
義父(ロバート・デ・ニーロ)は、トビーに暴力をふるい、陰湿なモラハラ発言をします。二人の喧嘩のシーンは、痛々しくて怪我をしたのではと思えるほどです。
義父がディカプリオをいたぶるシーンは胸が痛くなりますが、トビーは芯の強い子なので、負けてはいません。いじめを受けている子が見たら、勇気づけられるのではないかと思います。
この映画には、スパイダーマンシリーズのトビーマグワイアが出演していま
す。ディカプリオとトビーは、親友だそうです。
映画は陰鬱なシーンが多いのですが、ワシントン州の自然にあふれた町の描写が美しいです。音楽も1950年代のオールディーズが使われているので、耳に心地よいです。
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