冬眠・・人間だって殻に閉じこもりたいときはあります

カタツムリは今も冬眠中。
時々暖かい日に起き出しては葉っぱを齧っている模様。

人間だってたまには殻に入り、外界から遮断された自分の世界に閉じこもりたいときもあるんです。

けれど、人は社会的動物といわれるようにつながりがやたら多い。

ちょっと目を離していたら、先週noteの株価はあれよあれよと５倍になり、あっという間に急落です。（大儲けを狙った私は置いてけぼり）

周りへのアンテナは必要だし、カタツムリのように飲まず食わずでは過ごせない。「おはよう」と挨拶を交わしたり、笑顔を向けられると嬉しい。

籠りたいと願うのは、「籠る」自由が自分にあるから。

カタツムリは冬眠して籠りたいのではなく、寒くて乾燥するから冬眠するしかない。
昨年の冬は暖房の効いた部屋に置いておくと冬眠しなかった。
今年の冬は、私達が旅行に行くために強制的に寒い部屋に移されて冬眠させられた。

ついつい目についたものにすがりたくなるのはよくあること。
だけど、昔話の世界では、人を羨ましがって真似する者は大抵碌なものにはならない、罰が当たる。

他所が良く見えるのはよくあること。
他所を見ると、自分も見える。

うらやましいのではないけれど、カタツムリの冬眠は見事だと思います。