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目標設定・期日設定 ・・思い通りにいかなくても
誕生日、父の日、母の日、年末までに・・この日までに、この日に、と努力したり、ワクワク期待したりします。
でも、全て思い通りにはいかない。
目標通りにできると達成感。
うまくいかないとがっかりする。
その日が幸せ満開日にもなり、落胆日にもなる。
・・・5億円当たらなかったなぁ・・
当選したかどうか確認するまではウキウキしていた気分が一気に落ちる。
努力は必ず結果として報われるとは限らない。
年月重ねてくると経験でわかってくる。
だからといって、努力しなければ報われない(これはほぼ必ず)
「やってもムダだから~」という言葉を聞くことも時々あるが、
やらなければ始まらない。
報われないからといって無駄ではない。
努力は力になる
ただ、
自分の力の及ばないところのものに過度の期待を寄せるのはやめよう。
明日、雨が降らなけりゃいいけど、それはお天道様次第。
次は5億円当たればいいけど、それは1/2000万のくじ運しだい。
この通常状態と同じ土俵で取り上げていいのか憚られるが、
期待が裏切られたときに絶望が広まったことが「夜と霧」に書かれてあった。
「クリスマスが来たら解放される」
「新年には戦闘が終わる」
第二次世界大戦中に強制収容所に収容された人々には、
戦争終結も開放も自分の力ではどうにもならないこと。
その希望が大きかったのか、クリスマス、新年を迎えて解放されなかった時に死者が増えたという。
想像もできない恐怖と狂気の中、フランクルさんは生き延びた。
精神科医であったフランクルさんが強制収容所を出て出版した「夜と霧」に
生き延びたのは強い人ではなく自分のするべきことを持っていた人
というようなフレーズがあったと思う。(うろ覚えでもうしわけないが)
NHKの「100分で名著で取り上げられ」
図書館で旧版を借り、新版を購入した。
アウシュビッツでの写真をそのまま結構大量に掲載した、旧版、
新たに翻訳をして装丁を変えた、新版。
両方の版が並ぶのはあまりないと思うのだが、両方、手にとってみたいと思わせる本。
まぁ、自分は自分のするべきことを決めて粛々とやっていって、
自分の範囲外のことでくよくよしないってことかしら?
まさに、人事を尽くして天命を待つ?
というわけで、過度な期待をせず次回も宝くじを買うので、
5億円私に当たっておくれ。
そろそろ私の番のはず。
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