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買って買って、買って~

父の日ですね。
少し前の事、娘が父の服を買ってあげると近所のショッピングモールに。
母の服も「買って買って買って~!」とおねだり。

買い物を面倒がる父は娘が連れ出すときしか服を買わないし、
夫の服を増やしてあげたいのは私も同意見です。

けれど、
「お母さんには私のお古をあげてるから服は要らないよね」
と言われると同意できない。(たくさんもらいましたが)
母の服も「買って買って、買って~」

振りかえってみると、
20年前には娘が、服や可愛い文具などを「買って買って!」
今は私が娘に「買って買って!」
20年で親子の関係はイーブンになってきた。
20年後には逆転するのかしら?

泣くばかりの我が子に、可愛いけれどいつまでこれが続くのだろうかと、
子どもは成長するものとは知りながら先が長くてしんどくなる。
そこ頃歌っていた子守歌は、中国地方の子守歌。
「ねんねこしゃっしゃりませ 寝た子の可愛さ 起きてなく子の面憎さ」
とにかく寝てくれるとホッとする。

子育て期を乗り切って子どもを独立させた方々はみんな知っている。
「子どもは大きくなるもんだ」

いくつになっても親にとっては子どもは子ども、可愛いもんだ。
だけど子どもは「子ども扱い」を嫌がるもんだ。
自身の一部だったものが、
一つの個体になって庇護する存在になり、
成長して独立した存在になる。

親もいつまでも可愛い、ですまさず、
シフトチェンジで付き合い方を変えていこう。

イーブンの関係だから、買ってやったり、買ってもらったり。
おごったり、おごってもらったり。

だからおねだり。
「買って買って買って~」

いずれは老いゆくわが身。
老いたときにお互い侘しく感じる前に、イーブンの関係を楽しもう。

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