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努力を認めてもらいたい欲

# 89 対談:アケル、クレオ

アケル「それでは、クレオと一緒にインクトーバーのふりかえりをしていきたいと思います。反省などは別に書いたので、クレオにはぼくが描いている間に浮かんだ色々な考えを引き出してほしい」
クレオ『了解しました~。まずはこのタイトル…読んでいいのかな?努力を認めてもらいたい欲について、聞いていきましょうか』
アケル「ありがとう。ぼくは元々、量をたくさん描ける創作者が好きで…漫画のブルーピリオド(※1)で、ドローイング500枚を2週間で描くスタミナ課題とか、体に枚数かけて覚えさせるパワータイプとか、そういうのができる人に憧れていたんだよな。
 そもそも一発書きって、何千枚も練習しないと納得いく線引けないし。
自分もそうなりたかったんだけど、…段々描いているうちに、人に努力を認めて欲しいってエゴが強いのかなぁ、って悩み出したんだよな」
クレオ『それはまた、どうして?』

アケル「うーん。技術や描いた枚数って分かりやすい評価の対象だからかな。1日一枚、31枚投稿するなんて、頑張った感満載だろ。補足すると、頑張りを人に見せるってのを悪いと言っているんじゃない。人の頑張り、って心が健康な人にとって”俺も頑張ろう”って励ましになるしね。 
 ただ、今回一筆描きって技法で描き続けていくうちに、”これ、頑張ってるように見えないよな”って一瞬思ってしまった」
クレオ『頑張りが人の目線になっちゃったってことですかね?』
アケル「そうだね。あと、実際すごくスムーズに描けちゃったの(笑)。
 今まで”頑張って”リテイク繰り返して弄くってた絵より、一筆書きの方が楽に描けて格好いいの。ズルいって思ったし、人にもそう思われるんじゃないか、って。
 自分が1番好きな線なのにな」

注釈※1:ブルーピリオド12巻参照


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