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【マリオカート8DX】これを読めばすべてわかる!!新時代の環境カスタムとその考察

どうも、いえっさです。DLC第4弾ではついにキャラのステータスに大幅な調整が入りました。今回はこれによる環境の変化やその内容を考察をしていきます。

ワルハナ終了のお知らせ

悪花←→ロゼ猫

これからの主流となりそうな通称ロゼ猫。悪花からスピード0.25を犠牲に、ミニターボをなんと0.5も上昇させた。それだけでも強いが、他の性能もほとんど上位互換と言ってよく、もはや悪花を使う理由は愛着以外になくなった。

ロゼ猫との比較①~フレーム編~

フレーム3種比較

では、今度はそのロゼ猫と近い性能のフレームを見比べてみる。
猫から「ミニターボ」と「かそく」を捨て、代わりに「スピード」と「おもさ」を得たトルネード。同じく「ミニターボ」と「おもさ」を捨て、「すべりにくさ」と「まりがやすさ」を得たハナちゃん。
こうしてみると猫とトルネードはバランスの良いトレードオフだが、ハナちゃんが代わりに得る操作性の向上は、やや割に合わず格落ち感が否めない。
2大重要指標であるミニターボとスピードは、どちらかといえばミニターボの方がより重要であるため、基本的には猫≧トルネード>ハナちゃんと言えそうだ。
ただし、この優劣は誤差の範囲であるし、特にハナちゃんはその細長い車体を活かした被弾のしにくさ、赤の消しやすさ、ドリフト時のアイテムの取りやすさ、ロゼッタが乗るときにレーシングスーツとなることによる視認性の向上など、いわば「形状」において有利があるので、一概に「猫一択」とまでは言えない。

ロゼ猫との比較②~ワルイージ編~

悪猫とロゼ猫

ワルイージを使いたいならコレといういわゆる悪猫。ロゼッタトルネードからさらに操作性を捨て、代わりにかそくを得たカスタム。スピードとかそくを両立できる珍しいカスタムであるが、メインになるであろうロゼ猫からここまで操作感(特にすべりやすさ)が変わると、このカスタムも結局流行ることはないように思える。そもそもすべりにくさ(悪路性能)は、ミニターボやスピードほどではないが意外と大事な性能で、ワリスノなどで有利を取れるロゼッタと比較して勝つことは難しいだろう。
こうしてロゼッタとワルイージを比較すると、ロゼッタには「すべりにくさ」の面に大きなメリットがあることがわかる。以前はワルイージのところで「スピードの壁(近い階級なのにスピードが2段階変わる堺目)」ができていたが、今はロゼッタのところで「すべりにくさの壁」ができている。今回ロゼッタが強いのはその点である。
それとワルイージの見た目にネコクラシカルが合わないという問題もある。これは決してふざけて言っているわけではなく、マリオカートにおいては見た目も大事な要素で、四六時中見ることになるカスタムの見栄えは間違いなく環境を決めるひとつの要因になる。

ロゼ猫との比較③~マリオ編~

実はかなり強いマリオ、ルイージ帯

ここでマリオの登場。マリオは、簡単に言えばロゼッタから「ミニターボ」を強化し、「スピード」を落としたカスタム。マリオで落としたスピードをトルネードで補完すると、上記画像のようなほぼ同一カスタムとなる。わかりやすく言えば、マリオトルネードはロゼ猫の「かそく」を犠牲に、「反重力性能」を得たカスタムである。かそくと反重力性能なら、かそくの方がより重要であるため、軍配はやはりロゼ猫に上がると思えるが、さきほどのフレーム3種比較のとき以上に誤差の範囲。マリオのコンパクトなフォルムは視認性もよく、またどんなフレームにも似合う普遍性がある。環境が煮詰まった後も根強く残りそうなカスタムである。もちろん同階級帯のルイージなどもよい。

ロゼ猫との比較④~キャサリン編~

キャサリンも環境級に強い

ロゼッタやマリオが環境になるとするなら、スピードで彼らに肉薄しているキャサリン帯も十分に戦える。キャサリンも新キャラだけあってかなりの高性能を持ち、理論値は最速である。弱点は明らかに足りないおもさだ。つまり昔で例えるところの悪パタのようなカスタムである。
しかし、環境候補に入る程度に強いのは間違いなく、すなわちキャサリンと同性能であるヨッシー、ピーチ、デイジーも普通に使えるということである。これらのかわいいキャラを使いながら、ガチでマリオカートができる時代が来たのである。

その頃一方そらまめ君は…

実はワルイージより被害を受けたパタ系

今回の調整でひっそりと強い被害を受けたのが、パタテン系である。同じミニターボ重視カスタムであるマリオトルネードやキャサリントルネードと比べると、メリットはかそくだけになってしまう。要は、猫のターボ値が強化されたことで、パタ系は猫の(おおよそ)下位互換になってしまったのである。
ちなみにメタル系も地味に被害を受けている。これまではワルイージが一強で、次点として「ミニターボ」と「操作性」のロゼッタ、「スピード」と「おもさ」のメタル系といったバランスだったのが、ロゼッタのスピードが上昇したことで、そのバランスが崩壊してしまったのである。スピードのワルイージ、ミニターボと操作性のロゼッタ、おもさのメタルでは、さすがにメタルを使う理由はない。

まとめ

環境の中心はやはりロゼッタになりそうだが、時間が経ってからもロゼッタ一色になるほどの偏りはないように感じる。フレームも、猫、ハナちゃん、トルネード系統といくつかに分かれるのは間違いない。キャラクターも、マリオ、中量mii、ルイージ、キャサリン、ヨッシー、デイジー、ピーチとかなり選択肢が増えそうだ。
そうなれば特定キャラを使うことによるマップでの位置バレやヘイトによる粘着行為を回避することができ、相乗効果的により色んなキャラクターが使われることになるだろう。強いて言えば、最重量級のスピードをあと1段階上げたら、ワリオやモートンなども選択肢に入ってきてさらに面白くなりそうではある。

というわけで今回は以上です。本記事が今回の調整における理解の一助になれば幸いです。自分なりのカスタムを見つけて、お気に入りのキャラでマリオカートを楽しもう!

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