競馬をしていれば競走馬、サラブレッドが経済動物だという現実に直面します。
育てる側、育成者だったものとしてそれは仕方のないことでした。
競走の社会では強いものが生き残り、弱いものが淘汰されていく。
競馬の世界ではレース自体で強弱が分かれ、
血統を残す種牡馬や繁殖牝馬になれば、また己の血を残す戦いが始まる。
競走馬はずっと戦いっぱなしだと思っていました。

淘汰された競走馬は乗馬クラブに行ければ良いものだが、屠殺されることが主です。
生きていれば餌代がかかるので。

奥さんと話す中で犬でも小さなものが人気だということや大きくなってしまった犬は処分されることを知りました。

犬には人間に気に入られなければ生きていられないということをDNAに組み込まれているのでは。

そもそも競走馬だけが経済動物ではなく、人間が飼う動物は命というよりもお金の大きさを透かして見るものではないのか。

どうすりゃいいのか。

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