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大好きなアーティストの曲からインスピレーションを得ました。『カウントエイト』について

文字数:79,574文字
本のページ数:130ページ

これに関してはかなりの市場を挟み込みますが、僕の大好きなアーティストの歌う、大好きな曲を聴きながら考えたことを自分なりに物語にしてみようと頑張りました。


この物語は人間の寿命をもらって神様になろうとするカミサマが出会った人間を人間以外の生物にするところから始まります。


書いてみようと思ったきっかけは「人間以外に自殺する生物知らないな」、「そもそも人間は他の生物と違うピラミッドにいて、他の生物の命を殺して食べてたりしているのに命を粗末にし過ぎでは?」と考えたところで、です。


だけど、「自殺すんなよ」なんて言えません。
僕も前は「死にたい」が口癖の時がありました。
そんな時はどうやって死のうか考えていました。
それでもいろいろ考えて、死ねませんでした。
だけど、今まで生きてこれて良かったかなとも思います。
いや、この物語を書き上げることができた時点で良かったと言わなければいけないのだと思います。


しかし、自殺する前に今まで自分の体を作ってきた他の生物たちに向き合ったかと聞けばそんなことをした人間はいないのではないかと思います。
そんな暇がないくらい悩んでいたのかもしれませんが、それなら我々に食べられるために生まれてきた命にはどう声をかけてあげればいいのかわからなくなりました。
「我々は自殺するかもしれないけど君の命は食べさせてもらう」
よくわかりませんし、もし、逆の立場だったら冗談じゃないよと思います。
生きてくれよ。俺の命食ってるんだから。
人間が生きるための環境が整い過ぎているのではないかとも考えます。


だから「自殺すんなよ」とは言わないけど、もうちょっと他の生物のことを考えても良いのではないか、なんて思います。
自殺する前に家族や友人その他血縁関係にある人やお世話になった人、いろいろ思い出すかもしれないけど、最後に自分が食べてきた生物に」「ありがとうございました」ぐらい言っても良いのかもしれないなと考えます。


全ての作品の説明に書きますが…。
僕はこの物語に自分がこう思っていることを文章に乗せて書き上げています。
必ずしも正解だとは限りませんし、不正解だとも限りません。
読んでもらった人に何か考えてもらえたらそれだけで本望です。
明確なラストは書いておりません。
この文章たちは存在意義を果たしています。
長いかもしれませんがそこまで気負わず、小学校の時に読んだ道徳の教科書みたいな感覚で読んでいただけたらと思います。


以上です。
ありがとうございます。


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