セレクトセール2023 1歳馬セッション

今日はタイトルにある
セレクトセール2023 1歳馬セッションをちょっと見てました。

まず、セレクトセールとはなんぞ？  という方に。
まだデビュー前のサラブレッドのセリになります。
今日は1歳馬セッションでした。
明日は当歳(0歳馬)になります。

ここの1歳、当歳でセールに出すという塩梅はよくわかっていません。
当歳で売れ残ったから1歳でもセレクトセールに出すとかでは無いはず。(そんなに売れ残らないので、、)

昔、ノーザンファーム空港にいた頃は
各セクション(1歳と当歳)毎でやっと100億円の売上となっており、合計で200億超えるか超えないかでしたが、
今回のセレクトセール、1歳馬の部ではなんと、、133億を超える金額だったそうです🙄
しかも税抜の価格らしく、税込だと146億を超える金額だそうです。
購入価格1億超の馬が28頭で、その中で3億を超えた馬が3頭だったようです。

正直私は物価もライフラインも金額が上がり、日々の生活を息切れしながら耐え忍んでいるのにすごい世界だなと思います。
税で13億動いている訳ですから、、

もちろん、ノーザンファーム(に所属していたので1番手で書かせていただきますが)、社台ファームなどの各グループが将来性のある優秀なサラブレッドを生産して、各クラブ所属の競走馬での活躍や、セレクトセール出身での活躍馬を多く輩出していることが一番の理由だと思います。
さらに、長年ノーザンブランド、社台ブランドを築いてきた結果。どうせ競走馬を買うなら走る馬が良い。という中で、購入者の期待に応えてきたことが二番手に挙げられます。

そして最後、三番手に挙げますが、これが目当ての購入者も必ずいるはずの、
購入いただいたサラブレッドをノーザンファームで育成、管理をするというものです。
おそらく、セレクトセールで落札された馬に乗っていただろう時に、「その馬4000万だからな」と言われた時の衝撃は忘れられません。

ディープインパクトよりも深めの衝撃でした。

※ちなみにディープインパクトもセレクトセール出身です。落札価格は7000万円でした。

ワテの年収何年分ですのん。と

これはさておき。

セレクトセールで個人馬主様に購入していただいたサラブレッドも、クラブで1口馬主様に購入していただく馬も全て馴致、調教、管理をして、JRAの調教師さんにお送りすることになります。

ノーザンファーム空港牧場に所属していた際は社台ファームが一番で、ようやく追い越せるかという状態でした。
サンデーレーシングにて金色の牡馬三冠馬やエスコートされ上手の牝馬三冠馬が出た頃に、セレクトセールの価値が上がった気がします。

ただ全ての馬が走る訳でも無く、将来性があるとはいえ、サラブレッドは繊細な生き物で、高額だから走る訳ではありません。
そんな中で馬1頭を3億円で購入する出来事が3回もある訳で、、(同じ人が買っている可能性もあるので、、)
3億ですよ？  3億！  かの有名な事件の金額と同じ金額が馬1頭にかけられてますから。

こう考えると夢に、子孫にお金をこんだけたんまり出す訳ですから、、

また明日続き書きます。