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ホープフルステークス、ランドオブリバティの逸走を見て思うこと。
こんばんは!
実は私、競馬が好きでして、北海道の牧場に勤めておりました。
業務の内容としては牝馬のレースに出る前の馬(1歳9ヶ月~2歳5ヶ月までとか)の馴致、調教、手入れです。
人が触っても大丈夫かなというところ、馬具を着けるところ、そして人を乗せる、走る、早く走る、という調教をしていきます。
昨日のホープフルステークスでは4コーナーでランドオブリバティが外ラチまで走っていき、三浦騎手を振り落としました。
レース見てみると1コーナーから後脚は外に逃げている気はしました。
2コーナーはカメラの角度的に何もわからず、3コーナーは外に馬が居てしっかり曲がっています。
そして4コーナー…
見た感じでは4コーナーから直線を向いたタイミングで、ランドオブリバティが手前を反対に換えているのが原因かなと思いました。
反対手前になると左に回りやすいので、手綱の指示と自分が走りやすい方向が違ったので、パニックを起こしながら外に走っていってしまったのかなと。
実際、ランドオブリバティは外ラチに膨れながら走った後、左回りに回転し、三浦騎手を落としています。
若い馬はどちらの手前で走ったら走りやすいかも分かりません。
その繊細な部分は若い馬に乗る育成者が教えていくところでもあります。
若い馬に乗った時にコーナーを勝手にしっかり曲がるなんて感覚はなくて、右手と左手の力の入れ方が違うとか、拳の高さが違うとか当たり前です。
しっかり曲げようとしなければ、どこかに飛んでいってしまうかもしれないし、手前を換えるのに深く沈み込むような動きをして、あ、落ちる!って感じさせる動きをしてきます。
しかし、ランドオブリバティは前走、前前走で同じ騎手、同じような位置取り、同じ右回りの競馬場で結果を出しているのも確かに分かります。
生き物が走っていること。馬はコーナーを曲がるように調教されて曲がっていることが分かる事案だったのかなと感じました。