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叶えてほしい願い事

小学二年生+αのクラス、一学期、第十四週目が終わりました。今週の学習テーマも筆算です。

2020.07.06(月)

七夕用の笹が届いたので、みんなで短冊に願い事を書きました。「いつかおきなわにいってみたい」「おおきくなったらおりょーりじょうずになりたい」「うんこ」などなど。二年生はまだ書字の経験が少なく、文字も内容もふわふわしています。

そういえば、短冊をつくっているときに穴あけパンチの魅力に取り憑かれて「大きくなったらこういう仕事がしたい!」という子がいました。こういう些細なこと、覚えておきたいな〜。

2020.07.07(火)

他のクラスとの兼ね合いで、いつもと違う教室で授業。「数字占い」の道具一式をいつもの教室に忘れてしまい、急遽あみだくじ方式にしました。やってみて気づいたのですが、あみだくじは子どものことを理解するのにとてもいいツールです!いちいち立ち止まって確認しながら進む子、だいたいこっちでしょ〜と見切り発車をする子、間違えまくりのやり直しまくりでよくわかっていない子など。色とりどりでした。

2020.07.08(水)

今週からひき算をはじめました!たし算のときと似ていて、30-○=△の○と△を思いつく限り考えていきます。くり下がりの計算方法はまだ教えていないので、具体物を使って考えてもらいました。が、みんな面倒くさいのか?だいたい仕組みがわかったらもう物は使わず、数字だけで考え始めました。

こうなってくると、書き方・解き方を教えるのは余計なことなんじゃないか?という気もしてきます。植え付けるのではなくて引き出す。導く。そんな心がけでいたいと思います。

2020.07.09(木)

昨日考えた30-○=△の様々な組み合わせをノートにまとめていきました。「30個もらった、でも私は○個でいい、だから△個あげる」一つ屋根の下に暮らしている兄弟がこんなやりとりをしているイメージで、お家の絵を描いてもらいました。天使のいるお家や、夜のお家など。みんなの発想が素敵です。

2020.07.10(金)

一年生の内容をやっている編入生男子、「今日はわり算がいい!」とやる気でいっぱい。「弟君と喧嘩しないように、同じ数ずつ分ける」という設定で、5問ほどわり算の練習しました。ノートを見返した時にやり方が思い出せるように「喧嘩しないで分けられたって感じの絵も描こう」と話しておいたのですが・・・いつのまにやら、二匹の竜が海上で空中戦を繰り広げている絵に仕上がっていました(笑)思いっきり喧嘩しとるやんけ!

Weekly impressions

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先週から、教室の本棚に絵本がどっさり増えました!吉田遠志さんの動物絵本シリーズが約20冊。絵がとても素敵です。

低学年の子たちはまだ自分でそんなに読めないので、絵だけで楽しんでいたようですが・・・

空き時間にたまたま一冊読み聞かせてあげたところ、「え!?こんなに面白いお話だったの?」ということに気がつき、それからというもの、毎日毎日「なんか読んで〜!」の嵐になりました。

一日に3〜5冊は読んでいるでしょうか。だんだん喉が枯れ気味になってきました。

でも、わたしがくたびれてしまっても大丈夫、五年生女子が代わりに読んでくれるからです◎

うちの学校ではみんな、学年に関わりなく気の合う子をみつけて、遊んだり喧嘩したりしながら大きくなっています。

サポートしていただけたら、毛糸を買って何か編みます☆彡